質問だけでは新たなアイデアは生まれない。

仮説を立てて考えること

20210203

新たなアイデアのきっかけができると嬉しい

お客様との打ち合わせの中では
会計の数字の話や税務の手続きの話し
を行いますが、
もちろん話しはそれだけに及びません。

会計の実績数字の根拠となった
事業の状況を伺って
なぜこの数字になっているのか
を確認します。

また、今後の計画に対して
事業でどのようなことを行って
目標を目指すのかを
確認することもあります。

こちらからも
お客様の事業で気付いたことや
世の中で行われている事例など
をお伝えしたりもします。

その打ち合わせがきっかけになって
お客様が新しいことに取り組む
機会ができるととても嬉しいですね。

質問だけでは新たなアイデアは生まれない

お客様との打ち合わせの中で
数字以外の議題になることも多く、
一緒に何かのアイデアや解決策
を考えることもあります。

議題についてより詳しい内容や
これからどうしていきたいのかを
確認するために
いろいろと質問をします。

ただ、
こうしたアイデアや解決策を
考える時間になったときに
気を付けていることは

質問だけでは新たなアイデアは生まれない

ということです。

こちらから

「○○の業務の流れを教えてくだい」

「□□の市場ってこれからどうなるとお考えですか」

「これからどんな対策が考えられますか」

といった質問をすることで
こちらの理解が深まるとともに
お客様の頭の整理は進むと思います。

けれど、

受けた質問に対して答えを出すこと

はあくまで自分の中にある知識や考え
に基づいて出すものなので、

新たなアイデアや解決策を生むこと

は難しいはずです。

他社が取り組んでいる事例を出してみて
そのアイデアについてどう考えるのか、
を確認する。

違う業界の立場からの視点で
仮説を立てて考えたときに
生まれてくるアイデアを伝えてみる。

「○○の実績があることを考えると、□□のサービスに取り組むこともできそうですが、いかがですか?」

一見、的外れな意見だったとしても、
予想していなかった意見であれば
その意見をヒントにして
新しいアイデアや解決策が生まれること
もありますよね。

仮説を立てて考える習慣

お客様の経営の数字を確認したり
打ち合わせのための資料を用意するときに
いろいろと仮説を立てて考えること
があります。

○○のサービスは□□に対してPRできれば
客単価が高くなって粗利益も増えないか。

お客様の取引先である上場企業の動向を
ホームページで確認してみることで
将来的に取引を増やす余地がないか。

仮説を立てて考えたことを
実際の打ち合わせの場でお伝えすることで
お客様が考える材料やきっかけを作り、
それが行動につながりお役に立てる。

数字を見ることができる立場だからこそ
仮説を考える材料もあるので、
そうした材料も活用できる
関わり方を目指していきたいですね。

【編集後記】

昨日、以前に届いていた
アクリルのプレートに入った
認定証を開封してみました。

事務所の入り口に入ってすぐのところに
飾ってみようとしたのですが、
認定証の主張があまりに強いので
写真を撮ってそっと片づけました^^

【昨日の1日1新】
・ある認定証のプレート

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