必要なことは何度でも繰り返し伝える。お金の流れを伝え続ける意義。

経営判断につながるように伝え続けます

20220429

試算表ではなくお金の流れを図解で伝える

お客様とのミーティングでは
実績数字の確認と
決算までの見通しの数字の
確認を行います。

その際にはいわゆる残高試算表という
数字の情報量が多いレポートは
使わないようにしています。

月別利益やお金の増減を決算まで示した資料で
決算時点の利益やそれに伴う税額を確認し、
売上から原価、固定費、利益、
さらに税金や借入金の返済までを記した
図解の資料によって
お金の流れを確認しています。

試算表というレポートも
もちろん必要だと言われれば
提出するのですが、
金融機関の方から提出を求められる以外は
提出することがまずありませんね。

必要なことは何度でも繰り返し伝える。お金の流れを伝え続ける意義。

試算表というレポートでの
数字の報告、確認は行わないものの

図解の資料を使ってお金の流れを確認すること

を毎回行うようにしています。

単月の数字を見ることで
1ヶ月の固定費や借入の返済額から
平均して必要になる1ヶ月の売上
を確認することができます。

さらに、
決算までの見通しの数字を使って
売上から原価、固定費、利益、
さらに税金や借入金の返済までの
お金の流れを確認していくことで

今期の業績によってどれだけお金を残すことができるか

今期や将来の設備投資にどれだけお金を回すことができるか

も把握することができます。

業績が厳しく赤字となる見込みとなる場合も
実際にどれだけのお金が減る見込みなのか
を確認することで
立て直しのためにどれだけの時間が
残されているかを確認することができますよね。

こうしてお金の流れを伝え続ける理由は
自社のお金の流れの把握を深めて頂きながら
今後の意思決定の際に、お金の判断軸も
持って頂きたいからなんです。

事業としてチャレンジしてみたいこと
があったとしても
お金の流れを確認してみたときに
赤字になることが明らかで
すぐに手元のお金もなくなってしまう
ことが分かれば
すぐに意思決定もできますよね。

必要なことは何度でも
繰り返し続ける必要があります。

情報量を絞って重要なことを確実に

相手に理解を深めて頂くために、
お金の流れで確認する思考
を持って頂くためにも
欠かせないことが

情報量を絞って重要なことが確実に伝わるようにすること

です。

何を伝えて、何を伝えなくてもいいか
を見極めて必要なことが伝わるように
伝え続けていくこと。

外部の専門家が求められることであり、
外部に専門家がいるようなケースであれば
必要なことが伝わる状況を作って頂くよう
お願いしてみましょう。

【編集後記】

昨日は午前中、自宅から
お客様とのZoomミーティング
を行った後、
事務所に移動してから
別のお客様とのZoomミーティングでした。

お客様とのミーティングも
対面、事務所からオンライン、
自宅からのオンラインと選択肢が増えると
急な予定変更にも対応しやすいですね。

【昨日の1日1新】

・とくになし

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