1年に1回確認しておきましょう
年に1回送られてきます
小規模企業共済や倒産防止共済に
加入している場合、
年に1回、中小企業基盤整備機構から
「掛金納付状況のお知らせ」
という書類が送られてきます。
小規模企業共済であれば3月頃、
中小企業倒産防止共済であれば2月頃
に郵送されます。
このお知らせには
・いつ契約がスタートしたか
・掛金月額
・これまでの掛金の累計額
・昨年の掛金の納付状況
などが記載されています。
大切な情報なので
内容を確認するとともに
いつでも取り出せる場所に保管するか、
写真データなどで保存しておきたい
ですね。
小規模企業共済や倒産防止共済の現在の積立額を把握していますか
中小企業の役員、個人事業主の
退職金目的で積み立てている小規模企業共済、
取引先の倒産による連鎖倒産防止や
万が一の資金の確保のために積み立てている
倒産防止共済。
現在の積立額は？と聞かれたら
すぐに答えることはできるでしょうか。
なんとなく、
○○万円ぐらいはは積立てできていそう、
といったイメージはあるかもしれませんが
はっきりした金額まで把握できていない
ことはないでしょうか。
会社名義で加入している
倒産防止共済であれば
決算書の貸借対照表で
「経営セーフティ共掛金積立額」
「保険積立金」
といった科目で確認できるように
しておく方法もありますが
あまり多く採用されている
方法ではありません。
そのため、
毎年送られてくる
「掛金納付状況のお知らせ」
の情報が重要になります。
正確な積立額を把握するとともに
貸付制度を受けている場合には
任意解約をした場合の返戻金が
いくらになるのかも確認しておきましょう。
いつでも確認できるように
小規模企業共済や
倒産防止共済の掛金の積立額は
決算書や申告書を確認しても
確認できないことがほとんどです。
一方で、
急なトラブルなどがあった場合に
解約したり、貸付制度を利用するなど
早急に資金を確保する有効な手段にも
なります。
積立額の情報などをいつでも
確認できるようにしておきましょう。
顧問税理士がいる場合には
情報を共有しておくことをお勧めします。
【編集後記】
昨日はある会計ソフトメーカーの
担当者の方とZoomミーティング
をさせていただきました。
担当の方とお話しできる機会があると
ピンポイントで相談ができるので
ありがたいですね。
打ち合わせをすることで
お客さまに提案できそうなことを
見つけることができました。
【昨日の1日1新】
・とくになし
