現在地の正しい認識から
ピンチをピンチと理解できない
なんとなく売上が減ってきた。
以前程の売上を上げることができなくなった。
少しずつだけど預金残高が減ってきている。
業績が下降している兆候
が表れているにも関わらず
その兆候を見逃してしまっていたケース
はないでしょうか。
ピンチであったにも関わらず
ピンチと理解できていなかった。
そのため
何らかの手を打つにしても既に手遅れで、
大幅なテコ入れが必要になったり
廃業を選択せざるを得なかった
ということも起きています。
ピンチをピンチと理解してチャンスを作りにいく
業績が下降してきている
事業を改善させるために必要なことは
ピンチをピンチと理解すること
から始まります。
現在の売上、利益が過去と比べてどうか、
このまま事業が推移すると
現在の預金残高でいつまで維持することが
できるか。
原価率の高騰、
売上単価の下落、
客数や契約数の減少、
購入頻度の低下、
固定費の増大。
何が現状のピンチにつながっているか
を分析すること。
定量的な数字で確認していくことで
ピンチをピンチをとして理解すること
ができますが、
こうした定量的な数字に向き合って
いなければどうでしょうか。
なんとなく業績が落ちているかど、
はっきりした原因も分からないから
景気や世の中の状況が良くなれば
業績も回復してくるんじゃないか。
本当はピンチにもかかわらず
ピンチとしての認識が薄いと
いつまでもそのピンチから脱出する
行動を取ることができないまま
になりかねません。
経営者自身がピンチをピントとして
理解できているかどうか、
関わっている外部の専門家が
ピンチをピンチとして
理解してもらえるような
伝え方をしているかどうか、
でその状況も変わります。
ピンチをピンチとして理解でいれば
自らチャンスを作りにいく
行動を取ることができますよね。
まずはここまでを明確にする
ピンチを正しく理解できれば、
そのピンチから脱出できる基準
も明確になるはずです。
この原価率でこの売上を達成して、
経費はここまで抑えていく。
どこまで頑張ればいいか
分からないまま頑張るよりも
まずはここまでをクリアする
ゴールを正しく設定するためにも
現状を正確に把握しないといけませんね。
【編集後記】
昨日はお客さまと
決算の準備と経理業務について
の打ち合わせを行いました。
お客様にとっても
税理士側にとっても
業務の負担が少なくなることを目指して
取り組むことを決めることができました(^^)
【昨日の1日1新】
・とくになし