アイデアを後押しするために利益イメージを描いて共有する

視界をクリアにしていくサポートです。

20200909

経営者からのご相談

経営者の方からご相談頂くことの中には
前向きな話も少なくありませんし、
そうした話しであればこちらも
ワクワクするものです。

例えば、

いい物件が見つかったので新規に出店したいが、どう感じますか?

といった、
新規出店の判断材料を得るための
ご相談を頂くことがあります。

重要な判断の前に
ご相談頂けることはありがたいですし、
一方で、どんな意見を伝えるかで
その判断に影響を及ぼすと考えると
こちらも身が引き締まりますね。

アイデアを後押しするために利益イメージを共有する

新規出店の意思決定をするための
ご相談を頂いた場合に意識していることは

アイデアを後押しするために利益イメージを共有する

ということです。

出店条件など資料があれば
資料を見ながら、
資料がなくても電話で
出店の条件を伺いながら
利益が残るのかのイメージを
描いていきなす。

手書きでこのような
お金のブロックパズルを
書いていくんです。

お金のブロックパズル(繰越金まで)

※西順一郎先生のSTRAC表を元に作られた
和仁達也先生の「お金のブロックパズル」

想定される客数や客単価から
売上金額を算出し、
変動費、限界利益、
人件費や家賃などの固定費
をヒアリングしながら
利益を計算していきます。

利益を残せるのかどうかも
大切ですけど、
ここでヒアリングをすることで
経営者の方の頭の中を整理すること
にもつながります。

売上の想定の見積りが甘くないか、
想定している人件費で足りるのか、
見落としている経費はないか。

さらに利益が出ることが
確認できれば、
出店に際しての初期費用はどれぐらいか、
借入をするのかどうか、
借入をするのであれば返済は
どのようになるのか。

利益は残せても、
借入の返済が難しいのであれば、
売上をもう少し伸ばすことができないか
といった確認を進めます。

あくまで、
このアイデアを実現するための
後押しをしていくわけです。

どうすればできるようになるか

新しい取り組みやアイデアについて
ご相談いただいた場合に、
否定することは簡単です。

まだ考えが煮詰まっていない
状態でご相談頂く場合には、
見積りができていない部分や
リサーチができていない部分
がどうしてもあるので
そうした部分を理由に難しい
と否定されることがあります。

また、誰も行っていないような
チャレンジであれば
当然、実績もありません。

でも、そこで否定するのではなく、
どうすればできるかを伝えること。

数字に関わる立場としては、
どれだけの売上、原価、経費で
いくら利益を残せば実現可能か、
根拠を伝えることができれば、
どうすればできるかの後押しに
なりますよね。

【編集後記】

昨日ははじめてお会いする方と
の打ち合わせ。

お客様の課題を解決する上で
サポート力を高める体制が
できそうです(^^)

【昨日の1日1新】
・珈琲 逃現郷

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