決算報告では短期テーマと長期テーマを共有する

振り返りだけでなく先に目を向ける

20211206

決算報告での決算の振り返りすぐに終わる

お客様の決算、申告が終わった後に
決算報告の打ち合わせを行うのですが、
実際のところ決算の振り返りは
すぐに終わってしまうんです。

売上から利益、税金や借入の返済までの
数字を確認しながら
簡易的にお金が増える構造だったのか
減ってしまう構造だったのかを
振り返ります。

さらに、
決算書で注意しておく項目や
貸借対照表の前期から今期への動き、
特に預金や売掛、買掛、借入金など
お金の動きに関係する科目を
確認していきます。

税金の計算で注意すべきことがあれば
補足として伝えて、
振り返りも終わります。

決算を迎えるまでに
何度も決算予測を行っているので
改めて振り返ることも
それほど多くないんです。

決算報告では短期テーマと長期テーマを共有する

決算の振り返りができると
今度は今から未来への話を
していきます。

そして未来の話しは
短期テーマと長期テーマ
に分かれます。

短期テーマは
いままさに取り組むテーマの
確認です。

人手を増やす必要があるから
求人活動を予定しているので、
人件費の予算を確保しないといけない。

1年以内に新事業をスタートさせるので
事業計画を立てて、
資金調達の方法について
金融機関にも相談しないといけない。

一方で、
長期テーマの確認していきます。

10年後、20年後にどのような企業にしたいか。

経営者自身はどんな仕事をしているのか。

事業承継はどのように進めていくのか。

そもそも10年後、20年後のイメージは
まだ考えていない、というケースもありますが、
あくまで長期なテーマを考えるだけでも
構いません。

具体的なビジョンがなかったとしても
このような方向にしていきたいと考えること
があれば、その方向に近付くための方法を
自然と考えるものです。

まだこれからのことが
決まっていなくても
決算報告の時間を使って
長期テーマについて考える時間を取る。

これを毎年繰り返していけば
自然と長期的にどんなテーマに
取り組んでいけばいいかの
イメージもできあがってくる
経営者の方もいらっしゃいます。

あえて目の前のことではないことに

目の前の仕事に追われていると
長期的なテーマについて
考える時間を確保できないまま
時間が過ぎてしまうこと
はないでしょうか。

決算報告という振り返りの時間
を利用して短期的なテーマだけでなく
長期的なテーマに目を向けてみませんか。

【編集後記】

昨日は次男と2人で
次男リクエストの温水プールに行って
回るお寿司屋さんに行ってきました。

温水プールは次男のリクエストでしたが
付き添いだけでもいい運動になりますね。

併設しているジャグジーでほっこり
できました。

【昨日の1日1新】

・次男と2人ではま寿司

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