小さな数字の積み上げが大きな結果に。小さな数字から見る視点。

小さな金額の行動はすぐに変えることができる

20230122

数百円数十円の取引についても

お客様の会計データをチェックする際、
数百円数十円の取引について
消費税の対象かどうかが異なっていた場合。

お客様にお伝えして修正して頂いたり、
こちらで会計データを修正して
その修正したことを報告したり
といった対応が必要になります。

1度の取引だけで考えると
数百円数十円の金額であれば
事業の経営に大きな影響を与えるもの
ではありませんよね。

それでも正しくないものは
修正しないといけませんし、
小さな金額であったとしても
その金額の積み上げが
大きな数字となり事業の実績と
なっていくわけです。

また、
法人税や所得税、消費税の計算結果
にも影響を及します。

小さな取引の金額であっても
それが年間で何十回、何百回となり
さらに何年も積み重なると
影響を大きくなっていきますよね。

小さな数字の積み上げが大きな結果につながる

1回の取引金額がたとえ小さな金額
だったとしても
その取引が何十回も何百回も
繰り返されていき
大きな金額を構成していくわけです。

消費税の区分の設定のように
税金に関する処理も1回1回の影響は
大きくなくとも
それが繰り返されて、
時間の経過とともに
大きな結果になること
を理解しておかないといけません。

小さな金額の経費の支払だってそうです。

サブスクで、月に数百円だからと
利用を始めたものの
実際に利用することなく
料金の支払いだけが続いているもの
はないでしょうか。

私はこのパターンが発生するので
定期的に見直して解約手続きを
するようにしています。。

決算書で記録される1年の数字も
税金の申告での計算根拠になる数字も
こうした日々の小さな金額の積み重ねの上
に成り立っていることを
忘れないようにしたいものです。

事業によっては一度の取引が
数十万、数百万円単位となるものもありますが
こうした取引も
最終的な取引が成立するまでの過程や
取引が開始してからの必要な行動の中には
小さな行動で、小さな数字の上で
成り立っているわけですよね。

小さな数字の積み上げが大きな結果につながる

日々続けていること、
繰り返し行っていること
が大きな結果につながること
を理解しておけば、

日々の小さな行動、繰り返し行うこと

についても
どんな目的でどんな意味があるかを考えながら
必要なことかどうかを取捨選択できるはずです。

大きな数字から見る視点と小さな数字から見る視点

事業の状況などを確認する際には
決算書で表される1年間の数字や
1ヶ月の集計結果の数字から
状況を確認しますよね。

大きな数字から見る視点です。

ただ、
こうした結果の数字からだけ
事業の数字を見るのではなく
時には
1つ1つの取引の数字からものごとを見る

小さな数字から見る視点

を持っておくようにしたいものです。

1つ1つの商品の原価を構成する
1つの材料の価格変動に敏感になる。

光熱費や消耗品費などの変動にも
気を配る、など。

1つ1つの小さな行動の積み上げで
事業の利益も変えていくことが
できるわけですよね。

今すぐでも利益を改善できること
はないでしょうか。

【編集後記】

昨日は事務所へ出勤しましたが
当初、予定していたことより
別のことに取り組む時間
が長くなってしまいました。

が、結果的にやるべきことに
取り組めてよかったです。

【昨日の1日1新】

・ぞろんぱ 牛すじべた焼き

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