納得の決断ができるように。
答えを出すことよりも、整理ができること
お客様との打ち合わせをする上で
心がけていることの1つが
答えを出すことよりも、整理ができること
です。
事業をよりよくしていくために
何をしていくのか。
現在起きている問題に対して
どんな解決策があるのか。
税金に関するご相談に対しては
具体的な解決策や判断結果を
提示する必要がある、
と考えています。
けれど、
経営に関することや税金以外の課題
についてのご相談については
具体的な解決策や判断結果を提示すること
よりも
相手の頭の中の整理ができること
の方が大切だと考えています。
整理ができた上で、
どんな判断、どんな行動をするのかは
自分自身で納得して決めて頂いた方が
その後、よりよい結果にも
つながるのではないでしょうか。
自然に頭の中の整理につながるように。選択肢を広げて絞る。
打ち合わせをする相手の方が
自然に頭の中の整理につながるように
何をするかというと
選択肢を広げて絞る
ことを意識しています。
「○○をしようと思いますが、どう思われますか？」
ある行動について
意見を求められたときに
OKかNGかを回答するのではなく
選択肢を広げます。
・▲▲という前提で考えると、■■につながるのではないでしょうか
・◆◆が★★であれば、◎◎になるかもしれません
物事はOKかNGか二者択一で判断できること
ばかりではありません。
目的や前提条件が変われば、
選ぶ選択肢が変わります。
まずは考えられる選択肢を挙げていきます。
そして、目的や前提条件も確認していきます。
・どんな目的を考えていますか？
・前提条件として、どんな状況ですか？
改めて目的や前提条件を
伝えて頂くこと、口に出していくことで、
今回の相談の内容が整理されていきます。
○○しよう、という行動ばかりに
焦点が当たってしまっていたところで
目的や前提条件を再確認すると
案外、別の行動のアイデアも
生まれたりするものです。
この目的のために、
この前提条件で考えると
この行動が一番、しっくりくる。
と、自分自身で納得の答えが見つかると
やる気にもつながりますよね。
いい答えを出すのではなく、いいアイデアが生まれる時間
相談を受けるミーティングでは
いい答えを出すことよりも
いいアイデアが生まれる時間
にすることを優先しています。
だからこそ、
相手を問い詰めたり、
相手に怒る
といったことは
必要ありません。
その場をいかにいい時間にできるか、
アイデアが生まれる時間、
選択肢を広げて、
さらに絞ることができれば
いい選択肢にたどり着くかもしれない。
そんな時間、そんな場づくり
を心がけていきたいですね。
ちょっとした笑いが生まれるトークを
できれば、なお、いいのですが、
こちらは長年の課題です。。
【編集後記】
事務所にはプッシュ式の
アルコール消毒ジェルを
置いていたのですが、
プッシュしたときの予想以上に
多くのアルコールが出てしまったり、
勢いよく飛び出したりするのが
悩みでした。
そこで、手をかざしたら
自動でスプレーをしてくれるタイプ
を導入してみました。
価格的に高いものだと
認識していましたが、
そうでもなかったですね。。
事務所に来られたかたのストレスを
減らすという意味では
もっと早くに導入すればよかったです(^^)
【昨日の1日1新】
・アルコールディスペンサー tette
