広げる勇気より絞る勇気。絞って深めて価値を高める。

広げることだけに意識が向いていませんか

20211225

会計ソフトを絞る

現在、税務顧問のお客様に
ご利用頂いている会計ソフトは
マネーフォワードクラウド会計
とfreeeのみとなっています。

この2つのソフトしか対応しない、
というわけではありませんが、
こちらからこの2社をお勧めした以外にも

お客様の状況が

これまで会計ソフトを使ったことがない

既にこの2社の会計ソフトを使用している

これからこの2社の会計ソフトの利用を考えている

といった状況だったこともあり
自然と2種類の会計ソフトに限定される結果
になりました。

おかげでこちらも
この2社のソフトの経験値を高めること
に集中することができています。

さらに
新機能やまだ使いこなせていない機能が
使えるように情報を集めたり
研究することに時間を費やすこと
もできるようになりました。

お客様の経理業務の効率化につながるように
設定を整えたり、操作マニュアルを
ご用意したりといったことにも
つながります。

もし、お客様の利用している
会計ソフトの種類が4つ、5つ、それ以上と
増えていくようであれば、
経験値もそう増えないでしょうし、
新機能などの研究もなかなか
進みませんよね。

何を提供するかを絞るメリットとデメリット

事業を行う上で、
提供できる商品やサービスを増やして、
対応範囲を広げることで
売上アップや利益アップを狙う
という考えもあると思います。

例えば、
税理士が
税務顧問業務以外にも

売上アップのコンサルティングができます
人事評価のコンサルティングができます
補助金申請のサポートができます
理念策定のコンサルティングができます
経理代行業務ができます
  :
  :

と提供するメニューを
常に増やしていると
どうなるでしょうか。

それぞれの業務について
仕事を依頼したいというお客様も
いるでしょうから
売上アップや利益アップには
つながるかもしれません。

ただ、それぞれの業務において
その業務のみを専門で行っている
コンサルタントや事業者がいることも
事実です。

そうした専門的に行っている
事業者と比べた場合に
どのようなレベルでサービスを
提供できるかを考えてみる。

すると、
自分自身よりその専門家に
依頼した方がいい業務も
出てくるのではないでしょうか。

提供する商品やサービスを絞って
集中することで
一時的に売上が減少することなど
あるかもしれません、
その商品やサービスの価値を高めること
に力を注ぐこともできるはずです。

結果的に業務そのものでの価値の提供
につながり、リピートや紹介にも
つながるかもしれません。

広げる勇気より絞る勇気を
持っておきたいものです。

残すものと手放すもの

提供する商品やサービスを
絞るとなると
これまで用意していた
商品やサービスの一部
を手放す必要が出てきます。

そのためにも

それぞれの商品やサービスの利益や採算を確認すること

事業全体の目的に照らし合わせて必要かどうかを確認すること

が欠かせませんね。

年末年始で目の前の業務から
離れた時にでも
考えておきたいですね。

【編集後記】

昨日はこれまでもお世話に
なっているあるクリニック
に行ってきたのですが、
先生の対応にいつも勉強
させて頂いています。

専門家として

・できるかぎり断言できるところは断言する
・これからの対応について分かりやすく具体的な指示を出す

このような姿勢は
今後も更に気をつけて
いかないといけませんね。

【昨日の1日1新】

・とくになし

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