業務の標準化を進めつつ、業務の個別対応も進める。

規模を拡大しない選択肢でできること

20220417

お客様の環境はそれぞれ異なる

お客様にお使いいただいている
会計ソフトは現在、
マネーフォワードクラウド会計と
会計freeeに集約されています。

ただそれぞれの会計ソフトについて
お客様側でどこまで対応して
税理士側がどこから対応するのか
標準的なモデルははなく
それぞれのお客様に応じて
決めています。

お客様側の業務で
会計データのほとんどを
完成されるケースもあれば、
お客様側ではネットバンキングなど
との連携設定のみで
Excelへの入力だけを行い
税理士側でクラウド会計を使って
会計データを完成させるケース
もあります。

どのお客様にも同じ対応を求めた方が
税理士側の業務も統一できるので
業務効率は上がるかもしれません。

けれど
ここで業務効率が上がるのは
あくまで税理士側だけの話ですよね。

お客様の事業の状況、
経理業務を行う体制から考えると
慣れない中での業務となり
非効率的な進め方になっている
かもしれませんよね。

業務の標準化を進めつつ、業務の個別対応も進める。

会計ソフトを限定することで
税理士側の業務の標準化を
進めることができます。

ソフトのノウハウやアップデート、
他のソフトの連携などの
情報も2つのソフトの情報のみ
追いかけていけばよくなります。

使用するソフトが限定されているからこそ
ノウハウや経験もより早く蓄積されます。

また、会計ソフトとは関係ない業務、
打ち合わせの議題をまとめた資料や
計画と実績の数字やお金の流れを確認する
資料なども各お客様共通のフォーマット
を使っているので、資料作成の準備を
短縮できたりもします。

一方で、業務の標準化を進めつつも
お客様側の業務、
お客様と連携して進める業務
については個別対応を進めます。

お客様側の事業の状況、体制の変化、
会計ソフトなどの習熟度、
一時的な他の業務の業務負荷など、
それぞれのお客様に応じて
お客様と税理士の役割分担を
変えていきます。

1人のお客様のためだけの
操作マニュアルを作ることもあります。

業務の標準を進めることで
業務効率を高めつつ、
それぞれのお客様の業務への
個別対応も同時に進めることで

お客様、税理士双方にとっての
全体的な業務の効率化

の実現を目指すことができます。

拡大を目指すときにはできない選択

もし、私自身の税理士事務所について
拡大路線を採用して
5人、10人、それ以上と
大きな事務所を目指すとなると

業務の標準化を進めつつ、業務の個別対応も進める

といった対応は難しくなります。

業務の個別対応を進めることは
お客様にとっての業務効率を
高めることにはなっても
税理士側の業務効率を高めること
には直接的につながらないからです。

けれど、
拡大路線をしないと決めれば話しは別です。

税理士側だけでなく、お客様側も含めた
全体としての最適性を目指して
いくことができますよね。

業務の標準化、業務の個別対応も
そもそもどんな体制を目指すのか
によって変わりますね。

【編集後記】

昨日の夜は家族で
Switch版のドラゴンクエストを
体験しました。

プレイせず見守っていましたが
見ているだけでも懐かしく
楽しいですね。

自分がプレイしだすと
止められなくなりそうで
危険な香りがしていましたね。

【昨日の1日1新】

・Switch版ドラゴンクエスト

【お知らせ】
■佐竹正浩税理士事務所のサービスメニューはこちら
https://m-stax.com/services/

■税務顧問、税務相談などのお問い合せはこちら
https://balance-blog.com/inquiry/

feedlyでの購読はこちらからどうぞ
feedlyでの購読はこちらからどうぞ
follow us in feedly
記事を最後までお読み頂きありがとうございます!
ブログランキングに参加しています!
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村