決算で行う棚卸。大切なことです。
棚卸はお金を数えること
会社の決算前や
個人事業主の12月には
「決算時の棚卸をお願いします」
とお伝えしています。
棚卸とは、
会社や個人事業主の決算日
(個人の場合は12月31日)時点で
残った商品や製品、材料などの数
を数えること。
数を数えるだけじゃなく、
商品や製品、材料それぞれの
金額も確認します。
それによって
決算日時点で商品や製品、材料が
全体で金額としていくら残って
いるかが分かります。
決算日時点で
商品や製品、材料などの数を
数えることは大変です。
営業を止めて
社員総出で数を数えないと
いけないケースもあります。
けれど、
それだけ棚卸は大切です。
商品や製品、材料全体が
金額としていくら残っている
かを確認しているのです。
言い換えれば、
決算時点、期末に
お金がいくら残っているかを
確認することと同じですよね。
棚卸が大切な理由
棚卸はお金がいくらあるかを
確認することと同じくらい
大切なことですが、
もう1つ棚卸が大切な理由があるんです。
それは正しい儲けを確認すること、です。
具体例で見てみましょう。
100円で仕入れたボールペンを
200円で売るケースで見てみましょう。
確かにお金としては
6,000円増えたことになりますが、
いくら儲かったかという
利益の計算としてはこのままでは
よくないのです。
いくら儲かったを計算するには
売れ残ったボールペンの金額が
必要なのです。
売れ残った20本については
来年に売れる可能性がありますよね。
その20本が売れた年の利益の計算で
仕入れた金額を差し引いて利益の
計算を行うことになります。
棚卸によって正確な儲けが
分かるということです。
この例では期末の棚卸が2,000円でしたが、
棚卸の金額が数百万円や数千万円といった単位
なると一層棚卸の重要性が増します。
棚卸の金額が
4,000万円なのか
5,000万円なのか
で大きな違い
ですよね。
棚卸の計算を間違うだけで
1,000万円の利益が変わります。
それによって国などに納める
税金も300万円ぐらい変わって
しまうこともあります。
そう考えると棚卸の大切さが
分かりますよね。
まとめ
棚卸はお金を数えることと同じです。
さらに
本当に儲かっているのか
どうかも確認したいですよね。
お金と儲けの確認が大切です。
【昨日の1日1新】
・北野白梅町だいりき亭
・ランデンプラザ帷子
【編集後記】
昨日は3歳の長男と二人で
バスに乗って京都駅方面
へお出かけ。
が、途中で急に嵐電
に乗りたいと言うので、
嵐電に乗ってきました。
希望の嵐電には乗ったのですが
帰りには江ノ電に乗りたいと
言って泣いていました。
子供ごころは難しいです(^^;