過去の結果をまとめるだけではもったいない。
確定申告のゴール
個人の確定申告のゴール
と聞くと
どのようなイメージを
思い浮かべますか。
昨年1年間の売上や経費を
全て集計して、
利益を計算して、
生命保険や医療費の控除を
差し引いて所得税を
計算する。
完成した確定申告の
データを税務署に送信
したり、
郵送で送ったり。
税金の支払い手続きを
終わらせること。
確定申告として
やらないといけない
一連のことを終わらせること
がゴールと言えますよね。
確定申告の目的
確定申告のゴールだけを
目指しているとどうでしょうか。
支払う税金の計算を
正しく行い
とにかく確定申告を終えること。
税理士の立場であれば、
何件もの確定申告を行うので、
その件数をこなしていくことが
ゴールになってしまいそうに
なるものです。
でも、
確定申告のゴールではなく、
確定申告の目的、
となると
どんな目的になるでしょうか。
確定申告を
とにかく終わらせること、
は目的ではありませんよね。
私の中では
確定申告の目的は、
お客様の去年を振り返り、
1年を締めくくるとともに、
数字や税金を起点に
今年や今後のことを考える機会を作ること
だと考えています。
去年1年の動きをまとめるとともに
その結果を受けて、
これからのことを考える時間を
持つところに意味があるのでは
ないでしょうか。
未来に向けて何をするか、
を考える一つのきっかけが
確定申告というわけです。
未来につながるもの
毎年の確定申告って
未来につながるもの
ですよね。
個人が金融機関から
お金を借りて
事業をする場合には
必ず過去3期分などの
確定申告が必要になります。
住宅ローンを組むとき
だって確定申告の内容が
必要になりますよね。
どんな内容で
どんな申告を行ったかで
得られる未来も変わりますよね。
【編集後記】
昨日は子供の送り迎えなどの
都合もあり
終日、自宅で自分の確定申告
などを行っていました。
自分の確定申告も
目処がついたので
一安心です(^^;
【昨日の1日1新】
・子供の送迎時にあるところへ立ち寄り