どちらから見ているでしょうか。
同じサービスであっても
税理士であれば
お客様の税務に関する手続きを
代わりに行うことができます。
税理士側から見れば、
1つの手続き業務という認識で
その手続き業務がどのお客様の業務なのか
ということでは
その業務の価値は変わりません。
同じような例で考えてみましょう。
あるハンバーグを売りにしているレストランが
お客様にハンバーグを提供すること。
誰にハンバーグを提供するとしても
レストラン側から見れば
ハンバーグを提供することの価値は
変わりません。
メディアの取材や評論家の方が
お店に来てハンバーグを提供するとなれば
その価値も変わりますが、
そうそうあることはありませんよね。
価値の認識は立場で異なる。相手からの見え方。
一方で、
同じサービスであっても
そのサービスを受ける立場になって
考えてみるとどうでしょうか。
同じ税務に関する手続き業務
であったとしても、
自分自身ではその手続きの知識がなく、
調べながら自分で行う時間が確保できないし、
自分で行うことは不安だと感じている状況
なのか、
その手続きについて知識があり、
時間にも余裕あるので
自分でも行うことができる状況
によって
その価値の認識の仕方は
変わりますよね。
自分ではできないし、時間もないし、
自分で行うには不安と感じている方
からすれば
その手続き業務を代わりに行ってもらえること
の価値は高いものになるはずです。
一方で、
その手続きは自分でもできるよ、
という方からすれば、
その価値はそれほど高くないかも
しれません。
その手続きがどういったものなのか
理解していない方であれば
その手続きの価値はどういうものか
を判断することもできませんよね。
仕事の価値の判断は立場で異なる
ということは
理解しておいた方がいいですよね。
価値の判断が自分側だけになると
仕事の価値の判断を
自分側、自社側からだけの見方
になってしまうと、
お客様側からの価値の見え方とのズレ
が生まれる可能性も
高くなってしまいます。
仕事の価値を
自分側から、だけの見え方で
判断していないか、
に気をつけて
相手からの見え方
を確認した方がいいですね。
【編集後記】
昨日は事務所に出勤して
平日にできなかった業務と
月曜日の準備を行いました。
そろそろ年末調整に向けて
準備を進めていかないと
いけませんね。
【昨日の1日1新】
・とくになし