決算前・申告期の税金の心配がなくなるように

意識が今回の税金より、より先のことへ

20210913

税金の心配とは

経営者の方々から

「決算や申告時に支払う税金について心配している」

という声を聞くことが
あります。

納税期限の数日前になって
それまで聞いていなかった
数百万円の納税をするよう
連絡を受けた。

こんなお話しを聞くこともあるので、
確かに予定していなかったところに
急な何百万もの納税を知らされると
お金の工面にも困ることが
ほとんどだと思います。

ここまで直前でなかったとしても、
申告時に支払う税金の見込み額が
分からないまま、
支払期限だけが近付いてくると
不安になるものです。

ただ、このときの不安の中身、
はどこにあるでしょうか。

税金の金額が直前まで分からないこと

ではなく

税金の支払いをすることによって
日常の資金繰り、仕入や給与の支払い
ができなくなってしまう恐れがあること

だったり

期限までに納税ができない恐れがあること

だったりするのでは
ないでしょうか。

決算前・申告期の税金の心配がなくなるように

経営者の方が
決算前や申告時期に税金の心配をすること
をなくしたいと考えています。

そのためにも必要なことは

申告時期の納税額の見込額を早くから確認できること

納税額の支払いで困らないように資金を確保できていること

だと考えています。

これらを実現するためには
決算申告が終われば、
翌年の業績の見通しを
お客様と確認して
来年の納税の試算を
行います。

その試算についても
時間の経過とともに
業績の変化や新たな設備投資の予定
などによって変化するので
打ち合わせの都度、
納税試算を確認して
共有していきます。

業績が伸びていたり、
利益が出る見込で
納税の試算額が増えるようであれば
その申告時期に税金の支払いに
問題がないか。

手元のお金が少なく
納税時の資金繰りに不安があるのであれば
お金を増やすための対策、準備を
に取り組むこと。

1つ1つの手段には大きな
効果がなくても
できることを同時並行的
に行っていくことで

決算前や申告時期の税金の心配

もなくなっていきます。

継続的に数字を確認しながら、
利益や資金の確保に向けて
できることを考えて実行することを
積み重ねていきたいものです。

すぐには改善しないからこそ取り組み続けること

これまで税金の心配をしていたところから
税金の心配をしなくても済むようにするには
時間が掛かることがほとんどです。

税金の試算を日常的に行うためには
経理をタイムリーに行う仕組みが
必要になります。

納税時に資金繰りに困らないようにするには
それだけのお金を確保しないといけません。

利益を改善したり、
融資を受けたりするなど
こちらもすぐに改善すること
でもありません。

すぐに改善しないから取り組まない
ということがないように、
取り組み続けることで改善が実現するように
していきたいですね。

【編集後記】

昨日は息子達と車に乗って
少し離れた初めての公園へ。

広々としたグラウンドや芝生があって
野球したりサッカーしたり、
虫探しをしたりと
楽しめました。

遊具はないのですが、
十分に楽しめるいい公園が
見つかりました(^^)

【昨日の1日1新】
・いちじくスムージー
・初めて利用する公園

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