業界の見方次第でアイデアも生まれませんか。
自社の業界をどのように見るか
自社が属している業界に対して
否定的な意見を持っている方からは
このような声を聞くことがあります。
「この業界は売上を伸ばすことが難しい」
「この業界で新しいことをしても意味がない」
確かに伝統的な産業などで
売上を伸ばせる要素が少なく、
実際に業績を伸ばしている企業が少ない
というケースはあると思います。
他にも古くからの企業が多く
新しいことにチャレンジことに
否定的な意見が出るような業界
だってあると思います。
事実は事実として認識すること
は必要ですが、
その事実に対してどのように
対応するのか、
はまた別ですよね。
業界のマイナスの要素に
着目ばかりしていて
自社にとってプラスにすること
を考えない限り
プラスになることは生まれません。
自社の業界をどのように見るか、他の業界をどのように見るか。
自社の属する業界について
マイナスの要素があったとしても、
そのマイナスの要素をどのように見るか
によって次の行動も変わります。
「高年齢層の多い業界だ」
という要素も
一見マイナスの要素に取られがち
かもしれません。
新しいことに取り組むと批判される
すでに相場感ができてしまっている
けれど、
同じ要素でも見方を変えれば
捉え方も変わっていきます。
近い将来、高年齢層が現場から離れるタイミング
で需要と供給のバランスが変わる
他業界で実施していることでも
まだ取り入れられていないことがある
と捉えることで
これからに向けて何ができるかを
考えるきっかけになります。
同じように
他の業界の取り組みを見たときに
他の業界のことだから参考にならない
と考えるのか
他の業界でよりよい取り組みがあれば
自社にも取り入れた方がいいことはないか
と考えるのかで
見え方も全く変わってきますよね。
異なる視点を伝える
お客様との打ち合わせの中で
業界についての話題になると
外部から見たその業界に対する
イメージや気づき、疑問点
をお伝えすることがあります。
自社の立場から見た
業界についてのマイナスのポイントも
異なる業界の立場からみれば
プラスに感じるポイントも
あります。
違う業界だからこそ
新たなヒントが見つかり、
違う業界にいる方だからこそ
新たな視点を頂けることもある
とアンテナをはっておきたいですね。
【編集後記】
昨日は息子達と図書館へ。
3人分の貸し出し冊数の上限30冊のうち
24冊を借りることに。
車だったので気にせず全て借りてきましたが
ちゃんと読んでくれるのでしょうか(^^;
【昨日の1日1新】
・はじめてのあるチェーン店でのランチ