スピード感を合わせながら分かりやすい決算書に近付ける

より役立つものに

20210815

※写真は自社の決算書です。

決算書はより分かりやすくより見やすく

会計事務所を変更されて
新たに顧問契約をさせて頂いた
お客様の決算書を見直すこと
が少なくありません。

どのように見直すかというと

より分かりやすくより見やすくする

ということです。

例えば、
経営者の方、経理の方、
お客様自身が決算書を見たときに
金額が大きいにも係わらず
何が集計されているか分からない
勘定科目があるようなケース。

内容が分かる別の勘定科目で集計する、
内容が分かる新たな勘定科目
を用意して集計する、
といったことをすること
より分かりやすい決算書
に近付きますよね。

あとは、
決算書への勘定科目の表示順序
などを見直すことで
より見やすくしていくこと
だってできます。

新たな事業や拠点を立ち上げたり
ビジネスの内容に変化が生まれた時
も同じです。

変化に合わせて決算書も
より分かりやすく見やすくする
にはどうすればいいかを
考えていきます。

スピード感を合わせながら分かりやすい決算書に近付ける

決算書に表示される
勘定科目の表示順序を
変更するだけであれば
会計ソフトの設定を
修正するだけで対応できること
がほとんどです。

しかも一度修正すれば、
それ以降の決算書は
同じ表示順序になります。

一方で、
これまで集計していたものと
異なる勘定科目を使って
取引の記録をしていくとなると
話しも変わります。

日々、会計ソフトに取引を
登録する際にどの勘定科目にするか
お客様自身に分かりやすい科目
を選んで頂いて
日々の登録をして頂く必要が
あります。

どの勘定科目で集計すれば
役に立つ情報になるのか
を一緒に考えていきます。

変えた方がいい勘定科目が
多数あった場合に、
その全てを一気に変えても
いいのですが、
一気に変えすぎてしまうと
登録する際に迷いが生じるのも
事実です。

お客様の理解や経理業務の負担など
を考慮しつつ
スピード感を合わせながら
分かりやすい決算書を
作っていきたいものです。

分かりやすく見やすい決算書を目指すからこそ

分かりやすく見やすい決算書
を目指そうとするからこそ
確認することも増えていきます。

似たような科目が複数あるけど
どのような基準で分けているのか、
もし1つの科目で集計すれば
判断に迷うことも減って
経理がスムーズにならないか。

雑費に登録されている取引は
より分かりやすい別の科目で
集計した方がいいのではないか。

売上の増減に連動して増減する取引は
単独の勘定科目で集計すれば
計画を立てる時に変動費として
扱うことができるのでは。

現状の決算書そのままでいい
と考えていると見えてこないことが
見えてくるようになるものです。

【編集後記】

昨日は事務所に出勤し
事務所の書類整理や
決算業務を進めました。

気になっていた書類整理
ができてよかったです(^^)

【昨日の1日1新】
・からあげ本舗 旨ダレ手羽先

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