粗利益率の異なる売上、仕入をまとめて経理していないか。

どんな数字で確認していますか。

20210306

売上高と仕入高

新たに関わることになった
お客様の会計データを
チェックしながら
考えることがあります。

それは、

経営の実態が伝わる会計データになっているかどうか

ということです。

例えば、

売上高  100
仕入高   50
粗利益   50

という数字が並んでいた
とします。

これだけみると
粗利益率50%の事業、会社
と言えます。

けれど、
実態を確認すると

商品を仕入れて販売する事業

もあれば

サービスを提供する事業

もある場合に、

全体の数字で計算した

粗利益率50%

という数字は役に立つでしょうか。

もう少し
踏み込んだ数字で
確認しないと、
商品を仕入れて販売の事業、
サービスを提供する事業、
がどのような状況か分かりません。

一方の事業は赤字で
もう一方が黒字が黒字
だったとしても
合計した数字だけだと
確認できませんよね。

粗利益率の異なる売上、仕入をまとめて経理していないか

複数の事業を立ち上げていて、
さらに、その事業ごとに粗利益率が
異なるような場合、

それぞれの事業ごとの売上、原価、粗利益が確認できるように

なっているでしょうか。

決算書には全てを合計した

「売上高」
「仕入高」
「売上原価」
「売上総利益(粗利益)」

という表示だけでも問題ありません。

けれど、
普段、現状把握をして経営判断をするため、
計画を立てるための材料となる
毎月確認するレポート、会計ソフトで
どのような数字が確認できるかどうか。

事業やサービスごとの

・売上金額
・仕入金額
・売上総利益(粗利益)

可能であれば、

・棚卸を反映した売上原価まで

・部門を分ける
・勘定科目を分ける
・補助科目を分ける
・取引先や事業内容ごとのタグ付けをする

ことでそれぞれの数字を把握できるように
してみましょう。

それぞれの事業の状況の把握ができてい
これから何をしないといけないのか、
どの事業をどうしていきたいのか
を考えることができますよね。

それぞれの数字を見ることなく、
全てを合計した売上や仕入の金額、
売上総利益(粗利益)の金額だけを見ていても
どの事業がどうなっているのかは
経営者の感覚に頼るだけになりかねません。

経営の数字から次の一手が打てるように

経理を行う目的が
税務署へ申告するため
融資を受けるために銀行に決算書を提出するため
だけであれば、
手間を掛けて売上高や仕入高の数字を
事業ごとに、サービスごとに分ける必要は
ありません。

どの事業、どのサービスであっても
「売上高」「仕入高」・・・
とまとめて記録して、集計すればいいだけです。

そうではなく

経営の数字から次の一手を打てるようにする

のであれば、
まとめて経理しているものを
分解して実態が分かる数字が
集計されるようにしていきましょう。

これまで数字への関心が低かった
経営者であったとしても、
自社の事業の状況が
よりはっきりと分かる数字が見えるようになれば
その関心度も変わってくるはずです。

経営者自身が意識をもって
数字を分けることに取り組んでもいいでしょうし、
経理担当者や税理士、会計事務所の担当者から
であったとしても
提案して取り組むことができますよね。

【編集後記】

昨日の夜は
お客様とのZoomミーティング。

もともとは
事務所にお越し頂いていたものの
オンラインになって
移動時間を削減していただけたことで
打ち合わせの頻度が増えてきて、
提案できることも増えてきましたね(^^)

【昨日の1日1新】

・とくになし

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