提供方法の見直しはできませんか。
あけてそのままやきいも
先日あるスーパーに立ち寄ったとき
思わず購入してしまいました。
袋から開けたら
そのまま食べることができるやきいも
です。
ちょうどその前日の夕方に
「や~きいも~、石や~きいも~」
の音声が流れる石焼き芋販売車を見かけて
買おうか買うまいか30秒ほど悩んで
買うのを見送ったところだったので
どうしても焼き芋を食べる運命
だったようです。。
スーパーに立ち寄ったのは
事務所への出勤前だったので
「あけてそのままやきいも」
も事務所の冷蔵庫に保管して
その日のおやつとして頂きました。
冷蔵庫で冷やしたままでも
しっとりとして適度な甘さで
美味しかったです。
今度は自宅用にも
購入したいと思います。
元は1つの商品でも提供方法の工夫次第で価値が変わる
この「あけてそのままやきいも」は
もともと常温保存ですが、
トースターや電子レンジで温めて食べるのもよし、
冷凍保存をしてシャーベット感覚で食べるのもよし
という商品なんです。
移動販売車などで購入した
焼き芋の場合だと
なるべく早くに消費しないと
いけませんが、
こちらだと賞味期限が
製造日から14日となっており
食べるタイミングも自由に選ぶことができる
メリットもあります。
元は「さつまいも」という1つの商品ですが
製法やパッケージといった提供方法の工夫によってその価値が高まる
わけですよね。
自社の商品やサービスを見直すときには
新商品や新サービスを検討する
商品やサービスの質を高める
といった商品やサービス自体に
着目することが多いと思います。
けれど、
商品やサービス自体は変えずに
その提供方法、届け方だけを工夫する方法はないか
という視点を持っておきたいものです。
例えば、
税理士がお客様に提供する
経営の数字や税金に関する情報も
提供方法、届け方だけを工夫する
ことを考えてみましょう。
これまで対面で紙資料のみ渡していたものも
オンラインミーティングでデータ確認頂き、
資料のデータはクラウドで保管し
リンク先を伝えるように変更する。
お客様もいつでもどこからでも
そのリンクにアクセスするこで
資料を確認できるようになりますよね。
受け取る側の立場から考えてみる
商品やサービスの提供方法、届け方を変える
そのために必要なことは
受け取る側の立場から考えてみる
ということだと考えています。
「焼き芋」を買いたいけれど
買ったらすぐに食べないといけない。
受け取る側の立場から考えると
いつでも好きなときに
好きな方法で食べることができる
「焼き芋」があると嬉しいですよね。
商品やサービス自体は変えないけれど
受け取る立場から考えてみて
提供方法、届け方を変えると喜ばれることはないか
という視点を持っておきたいですね。
【編集後記】
昨日の午前中は
次男の小学校の入学式でした。
次男にとってはコロナの影響で
入学前の半日入学などの体験もなく
昨日を迎えたので
ドキドキしていたと思いますが
「楽しかった」
という声を聞けて安心しました。
【昨日の1日1新】
・あけてそのままやきいも