Windows8からPC操作の内容を音声で伝えてくれるナレーター機能が簡単に起動するようになりました。
Windows8でのナレーター機能の起動は止めたい
Windowsのナレータ機能。
あまり耳慣れない機能ですが、このナレーター機能を使うと画面上に表示されている文字やエラー、メッセージなどを音声で読み上げてくれます。
PCを画面なしで使用するためのもので、確かに必要な方にとっては必要なのですが、通常は使う必要がありません。
ナレーター機能はwindows7から用意されていたようですが、windows8からは簡単に起動するようになってしまいました。
「田(windowsキー)」+「Enter」
これだけで起動してしまいます。
Excelでセル内での改行をする時に「Alt」+「Enter」を使いますが、間違えて「田(windowsキー)」+「Enter」と押してしまうとナレーター機能が起動してしまいます。
ナレーター機能が起動するとPCが突然しゃべりはじめます。
人との打ち合わせやカフェなどでPCが突然しゃべるとちょっと恥ずかしい思いをします。
無効にしていても画面に水色の枠が表示されてPCの動きが極端に遅くなります。
ナレーター機能の起動はなんとか止めたいものです。
Windows8のナレーター機能を停止する方法
windows8のナレーター機能を停止させる方法は次の2つです。
1. ナレーター機能を起動させなくする
「田(windowsキー)」+「Enter」でナレータ機能が起動しないようにすればいいのです。
※PCが勤務先のものである場合などは必ずシステム管理者や上司に確認を取ってから変更するようにしてください。
設定はこちらから行います。
田(windowsキー)+「R」→「control」と入力し、コントロールパネルを起動し、「システムとセキュリティ」を選択
管理ツールを選択
ローカルセキュリティポリシーを選択
ソフトウェアの制御のポリシーの上で右クリック、「新しいソフトウェアの制御のポリシー」を選択
「追加の規制」が選択された状態で、右側の空いているところで右クリック、「新しいパスの規制」を選択
パスに「C:\Windows\System32\Narrator.exe」と入力し、OK
これで、「田(windowsキー)」+「Enter」を押してもナレーター機能は起動しません。
2. ナレーター機能を起動しても影響を最小限する
勤務先のPCなどで1.の設定ができない場合はこちらです。
ナレーター機能が起動しても影響を最小限します。
コントロールパネルの「視覚ディスプレイの最適化」を選択
「ナレーターを有効にします」のチェックを外して、無効にする。
これで声に出して読み上げることがなくなりますが、「田(windowsキー)」+「Enter」を押すとナレーター機能の状態には切り替わってしまいます。
後はナレーター機能の状態になったら、
「Ctrl」+「Alt」+「Esc」
で素早くナレーターを終了させます。
まとめ
ナレーター機能が起動すると声で読み上げるだけでなく、PC自体の動きも極端に遅くなり、それまでの作業も止まってしまいます。
個人PCなどで設定が可能であれば、「ナレーター機能を起動させない」設定をして、勤務先のPCなどで設定できない場合は、声での読み上げを無効にして、ナレーター機能が起動したら「Ctrl」+「Alt」+「Esc」で素早く終了させましょう。
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【編集後記】
以前に投稿した文房具について記事を、
モレスキンファンサイトのmoleskinerie(モレスキナリー)でご紹介頂きました。
ありがとうございました!
あと昨日からこのブログのWordPressテーマを
「Simplicity」に変更しました。
どういう変化があるか楽しみです。