税理士試験を受験されたみなさま、お疲れ様でした。
税理士試験合格はゴールでなくスタートラインに立つこと
昨日で平成27年度の税理士試験の全日程が終了しました。
受験されたみなさま、お疲れ様でした。
まずは各専門学校から発表される解答速報や
各学校で開催される解答解説会で
自己採点をしないといけませんね。
自己採点しないという方もいますが、
自己採点しないと次の受験科目や
合格発表までの過ごし方の方針が
はっきりしないはずです。
ですので、自己採点は必ず行ってください。
自己採点をして、
次の受験や合格発表までの過ごし方を決めて、
というサイクルを経て税理士試験合格に辿り着きます。
私自身、税理士試験合格に辿り着いて、
ある先輩から言われた言葉があります。
「税理士試験合格おめでとう。やっとスタートラインに立てましたね。」
そうなんです、税理士試験合格はゴールではなく、スタートラインに立つことなのです。
スタートラインに立つために行うこと
税理士試験合格というスタートライン、
早く立つことに越したことはありません。
税理士試験合格をゴールではなく、
スタートラインに立つこと、
と位置づけると、
試験への取り組みが変わります。
スタートラインに立つことが目標ではないはずです。
税理士資格を取得して、
独立開業して活躍する、
大手の税理士法人で活躍する、
資格をステップにそれぞれが描いている
ビジョンを実現することが
ゴールに近付くことですよね。
いち早くスタートラインに立つためには
次のようなことが必要です。
いつまでに試験に合格するかを決める
あと何年で合格するか、決めていますか?
1年1科目ずつ受かったらいいとか、
今年は消費税法の合格が目標です、
と受験を終える期限や時期を自分の中で
決めていない方がいます。
いつまでに試験に合格するかを決めると、
どの科目を受験するか、
1年に何科目受験するか、
を決めることが簡単になります。
1年1科目で5年で合格すると決めて、
1年目合格、
2年目不合格、
となると残り3年で4科目の合格が必要になります。
必然的に3年目には2科目の受験を選択するでしょう。
ここで1年1科目という方針を続けていると
当初決めた合格の期限が延びることになります。
まずはいつ試験を終えるのかを決めましょう。
試験に合格するための環境を整える
早く試験に合格するための環境を整えましょう。
社会人の方でも都合が付くなら一定期間を仕事を辞めて
受験に専念することも1つの手段です。
社会人で受験に専念すると、
収入がなくなりお金がなくなる不安、
仕事をしていないことの不安などから
受験に対するプレッシャーが高まり、
受験勉強への取り組みが変わります。
3から5年という短期間で試験合格されている方をみていると
受験専念の時期を取っている方が多いです。
受験の専念ができず仕事をしながらの受験でも、
環境を整えることを意識しましょう。
残業や土日出勤が続く環境なら、
試験のために転職することや、
残業や土日出勤が減るよう自分自身で仕事の効率化を図る、
仕事の受けすぎないように工夫することが必要です。
同じ意識で合格を目指す仲間を見つけることも大切です。
自分1人でモチベーションを維持し続けるのは大変です。
そういった仲間がいれば、
あの人が頑張っているから、
自分も頑張る、負けられないという
意識が生まれます。
環境を作ってしまえば、
あとはその中で前に進むだけです。
まとめ
税理士試験合格はゴールではなくスタートラインに立つこと、
を意識してみてください。
スタートラインに立てば、
あとは自分の意思に従って走ることができます。
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【編集後記】
今日は大阪でブログに関するセミナーに参加します。
どんな内容か今から楽しみです(^^)