いつ計上するかが重要?売上を計上する時期。

税金を計算する前に大事なことは
売上を計上する時期を間違えないことです。

20150906_0

日々の生活では「いつ」という時間が大切

毎日の生活で欠かせないものといえば
時間管理です。

朝起きて、朝食を食べ、仕事して、
学校行って、などいろいろして
そして夜寝る。


すべて
「いつ」という時間に基づいて行動
しています。

有意義な人生にするために
必要なことの一つは時間管理と
言われるぐらいですよね。

税金の世界でも「いつ」が重要

税金の世界でも時間軸が問題になります。

特に事業を行っている場合、
売上をいつ計上するか?
がとても重要
です。


売上を計上する時期が
今年なのか来年なのかによって
納める税金も変わってしまいます。

じゃあ、売上はいつ計上するか?
なんとなくになっていませんか?

売上を計上する時期は決まっているのです。

モノを売ったとき

作ったり、仕入れたモノを
売った場合です。


この場合、
モノを相手に渡した日が
売上を計上する日

なります。

簡単ですよね。


でも、相手に渡した日も
よく考える必要があります。

・出荷した日
・相手が検品をした日
・使用開始日があって相手側が
そのモノを使えるようになる日


事業やモノの性質によって
いつが適切かを決めて、
いつも同じ日に売上を計上しないと
いけません。

モノを作ることを請け負った場合

依頼を受けてモノを作った場合です。


この場合は、
そのモノの全部を完成させて
相手に引き渡した日

売上を計上します。

業務を請け負った場合

依頼を受けて業務をした場合です。


この場合も、
依頼を受けた業務の
すべて完了した日

売上を計上します。

コンサルタントや設計、技術指導の場合

これらの場合も
契約に基づく業務を完了した日
売上を計上することになります。


ただし、
期間の経過やサービスの提供ごとに
報酬の支払いを受けることが
決まっている場合
は、
その期間や段階ごとに売上を計上します。


例えば、次のような場合です。

コンサルタントの報酬が
月額報酬になっている場合、
月ごとに計上します。

設計の業務で基本設計と部分設計で
報酬金額が分かれている場合、
それぞれの設計を完了した段階です。


もし着手金や支度金などで
後日精算して返還することがないもの

を受け取った場合は、
その受け取った日に売上として
計上しないといけません。

お金を受け取った日ではない

これまでみてきたとおり
一部の着手金などを除いて
売上を計上する日は
お金を受け取った日ではない
ことが分かりますね。

まとめ

税金の世界では
売上をいつ計上するかが重要です。

必ずしもお金を受け取った日では
ありません。


いつモノを引き渡したのか、
いつ作業を完了したのか、
いつサービスの提供を完了したのか
のが分かるような証拠を
残しておいてください。


この証拠がないと
税務署の調査があった時に
ややこしいので。

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【昨日の1日1新】

・ブックオフオンライン(宅本便)
・息子と内御所1周(自転車)
・田鶴 もちチーズベーコン

【編集後記】

昨日は息子と御所にある児童公園へ。

公園に入る前に自転車で内御所を一周。

すると普段見ることのない
真っ黒の警備車両が。

調べると
宮内庁にある皇宮警察という組織
のパトカーなんですね。

いつもしないことすると
新たな発見があります(^^)

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