積極的に活用していきましょう。
新しい勘定科目を積極的に作ります
お客様が新たなサービスや事業を
始めたときには
会計ソフトの設定もそれに併せて
変えていきます。
例えば、
勘定科目であれば
コンサルティング事業を開始した
→「コンサルティング売上高」
テイクアウト売上が増えてきた
→「テイクアウト売上高」
電子マネーでの決済が始まった
→「電子マネー口座」
キャンペーンなどで代金を
ポイントやクーポンで受け取ることが増えた→「売上ポイント口座」
といった
一目で内容が分かる
勘定科目を用意するんです。
その状況に応じて勘定科目を設定して
お客様にもその科目に応じた経理を
して頂くようにしています。
売上高 120
という情報よりも
売上高(従来の売上 ) 100
コンサルティング売上高 10
テイクアウト売上高 10売上合計 120
という情報が
会計ソフト上やレポートで
一目で分かる方が
より簡単に状況の理解が
進みますよね。
決算書用の勘定科目と分析・レポート用の勘定科目を使い分ける
事業の状況に変化があった場合に
その変化に応じて新たな勘定科目を作る。
そうすると気になることが、
決算書への影響です。
事業の実態に応じて
新たな勘定科目を用意していたら
毎年、決算書にも年々新しい勘定科目が
掲載されるようになる。
と思われる方もいるかも
しれません。
事業の実態の応じて、
分析や分かりやすいレポート
のために新たな勘定科目を
作ったとしても、
決算書では従来から存在する
勘定科目で表示されるように
すれば済みます。
私がよく利用している、
マネーフォワードクラウド会計や
会計freeeでは
勘定科目の名前と
決算書用の勘定科目・表示名を
使い分けることができます。
マネーフォワードクラウド会計
であれば、
「各種設定」-「勘定科目」
のところで
決算書用科目に対して
どのような勘定科目が
設定されているか、
を確認することができます。
会計freeeであれば
「設定」ー「勘定科目の設定」
から、
それぞれの勘定科目が
どのような決算書表示名
になっているかを
確認することができます。
決算書用の勘定科目と
分析・レポート用の勘定科目
はうまく使い分けたいものです。
経理の情報を経営により役立つ情報に変える
日々行う経理のデータを
税金の申告のため、
だけではなく、
経営により役立つ情報に変えること
が必要だと考えています。
役立つ情報に基づいて
意思決定をする方が
経営者自身も納得の判断が
できるでしょうし、
周りで関係する人への
説得力も高めることができます。
経理の情報が経営により役立つ情報
になったと感じてもらい、
理想の経営に近付けるように
して頂きたいですね。
【編集後記】
昨日は終日、事務所でのお仕事でした。
夕方は複数の決算書を見ながら
ホワイトボードを使って
1人で決算書の分析を行っていました。
アナログですが、
大きなホワイトボードに書き出すことで
思考が広がり、より多くの気付きも
生まれますね(^^)
【昨日の1日1新】
・年末調整法定調書の達人 ある社員情報の設定