利益に対する意識の違い。社長と社員さんでは情報量が違いすぎますよ。

知らないことを意識するのは難しい。

20181212

もっと利益を意識して欲しいんだけど

「もっと利益を意識して欲しいんだけど・・・」

経営者の方からこんなお話しを
伺うことがあります。

社員さんに
売上目標を立ててもらったり、
商品やサービスの価格設定を
考えてもらったりするケース
でのこと。

そんなときに
社長が思っている以上に
低い売上目標だったり、
低価格の金額設定が
社員さんから出てきた。

社長としては、

「これじゃ利益が残らない」

と感じるんでしょうね。

利益に対する意識の違い

社長が言うとおり、
社員さんが考えた売上目標や
価格設定だと
利益が残らないケースは
あると思います。

だからといって、

「もっと利益を意識しろ!」

といってもなかなか
伝わらなかったり
するものです。

そもそも
社員さんが「利益を意識する」
ことって難しくないでしょうか。

社長の立場であれば、
会社の利益って
常に気にしていますよね。

中には売上だけって
人もいるかもしれませんが。。

毎月の売上、利益がどうなっているか
確認するでしょうし、
利益を出さないと社員さんへの給料や
家賃の支払い、借入金の返済もできない
ということも分かっています。

毎月、税理士のような専門家から
会社の利益について説明を受けたり
しているかもしれません。

それに対して、
自社の社員さんは
利益に対してどこまでの理解が
あるでしょうか。

そもそも利益が必要かどうか、
自社の利益状況はどうなっているのか、
まで知らなかったりしませんか。

社長と社員さんとでは
利益に対する情報量が
違いすぎますよね。

伝え続けていくこと

社員さんに

「もっと利益を意識しろ!」

と言うのであれば、
自社の利益の仕組みを
伝える必要があります。

たとえば、
毎月のミーティングで
社長が自社の数字もオープンにして
売上だけでじゃなく利益状況も報告し、
どうすれば利益を増やすことが
できるかを話し合ってみる。

さらに
利益を出さないと税金の支払や
借入金の返済ができないこと、
あるいは利益を出し続けることが
できるからこそ昇給やボーナスの
支払いができることを説明する。

利益について伝え続けて始めて

「もっと利益を意識しよう!」

と言うことができますよね。

【編集後記】

私自身も経営者の方が
売上だけの目線じゃなく
利益の目線も持って頂くよう
日々伝え続けていきます^^

【昨日の1日1新】

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