ボトルネックはどこ?TOCの考えで利益アップを目指す!

利益アップでお金の流れをよくしましょう。

20191011

なるほど、そうか!儲かる経営の方程式

MQ会計の再確認をしよう思い
こちらの本を読みました。

「なるほど、そうか!儲かる経営の方程式MQ会計×TOCで会社が劇的に変わる」

ある製造業の会社が
MQ会計とTOCを使って
会社のお金の流れを良くする
ストーリーが描かれています。

ストーリー仕立てなので、
会社のピンチを乗り越えるために
MQ会計とTOC理論をどう活用するのか
がとても分かりやすいですね。

ボトルネックはどこ?TOCの考えで利益アップを目指す!

この本を読んではじめて
TOCの考えを知ることができました。

TOCとは、

全体最適のマネジメント理論

のことです。

とは言っても、
何をすればいいのか
よく分かりませんね。

私が理解した内容で言うと

会社やお店の仕事の流れで
うまくいっていないボトルネック
の工程を見つけ出し、
その工程を集中して改善することで
全体を良くする取り組み

がTOCによる取り組みなんです。

例えば、工場の例で考えてみます。

20191011_2

材料を仕入れて、製品が完成するまでに

①材料仕入れ

②加工A

③加工B

④組み立て

⑤検査

という5つの工程があった場合に、
どこかでボトルネックになっている
場所がないかを確認します。

すると、④組み立て 
は人の手で行っているため、
③加工Bまでを終えた材料が
溜まっていることが分かった。

④組み立て工程がボトルネックに
なっているので、
組み立てをする人を増やせば、
同じ時間内での製品の生産量を
アップさせることができるわけです。

全体を良くするために
ボトルネックを探して集中して
改善するわけですよね。

飲食店の例でも考えてみましょう。

①お客さまが注文する

②調理

③お客さまのところへ運ぶ

④お客さまが食べる

⑤会計で支払いを受ける

かなりおおざっぱに書くと
こんな流れになったとします。

腕利きの料理人さんがいるので

②調理までは

とても素早く美味しい料理が
作れたとします。

けれど

③お客さまのところへ料理を運ぶ

人が少なければ
どうでしょうか。

せっかく出来上がった料理を
お客さまにもとにスグに運ぶ
ことができない。

お客さまの食べるスピードが
落ちることで、
次に注文する料理や飲み物の
料が減る。

つまり、売上が減る。

さらに、お客さまが食事を済ませ
会計で支払いをするまでの時間も
かかる。

お客さまの回転が落ちて客数が減って
売上が減る。

ことになりますよね。

もし、

③お客さまのところへ料理を運ぶ

人がもっと多ければ
どうでしょうか。

出来たての美味しい料理を
美味しいうちにお客さまのところへ
運ぶことができて、
お酒が進み、それにより食事も進み
また注文を頂ける。

入店から会計での支払い、退店までの
時間が短くなれば、また新たなお客さま
をお迎えすることができますよね。

ボトルネックを見つけて
集中して解消する。

TOCの考えを使うと
利益アップを目指すことが
できますね。

利益アップの方法はいくらでもある

仕事の流れを確認して
改善するところがないかを
探して改善する。

ただただ売ることばかり
を意識して、
広告宣伝や人脈づくりなど
をするばかりではありません。

利益アップの方法は
いくらでもあります。

お金の流れを良くしながらも
時間を生みだし、
心の余裕につなげる。

そんな利益アップの方法を
見つけていきたいですね。

【編集後記】

昨日はあるモノを郵送するために
レターパックプラスを使いました。

この日のためにと
9月中に消費税増税に伴う料金改定後
レターパックプラス520を購入しておいて
良かったです。

9月以前のレターパックプラスは510円
なので、忘れないうちに10円切手を
貼っておかないといけないですね(^^)

20191011_3

【昨日の1日1新】
・レターパックプラス520
・ある飲食店

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