いくら必要かからイメージを明らかに
利益の先を確認する習慣
お客様とは売上から利益までの
数字だけでなく
利益から先の数字を
一緒に確認するように
しています。
利益の先の数字というと、
利益から計算される税金、
利益から支払う借入金の元金返済額
といった数字です。
これらを支払った上で
お金が残るのかどうか
を確認していきます。
コロナ融資など
まだ借入金の返済がスタート
していないケースで
今はお金が残っている
状態だったとしても
今後返済がスタートすれば
どうでしょうか。
将来の設備投資に必要なお金をお金を確認する意味
利益の中から支払うものには
税金や借入金の返済だけでは
ありません。
将来の設備投資のための積立て
も利益の中から支払う
必要がありますよね。
不動産賃貸をしている
建物を所有していれば、
定期的な修繕が必要になります。
10年、15年に1回だったとしても
1回の支払が数千万円あるいは
それ以上となれば、
その支払に向けてお金を
どう用意していくかを
考えないといけません。
不動産の修繕だけでなく
大型の設備や機械を所有をしている
ケースでも同様ですよね。
また、不動産や設備を
保有しているケース以外でも
将来の設備投資のための積立て
を考えておく必要があります。
本社を移転する、
新たな店舗を出店する、
新事業を開始する。
そのためにお金を積み立てる、
その積み立てをできるようにする
利益が残るような
計画を立てておきたいものです。
事業の未来を考えるきっかけに
将来の設備投資のために
いくらお金を積み立てていくか。
事業の未来のイメージが
まだハッキリとしたもの
でなかったとしても
将来に向けた設備投資が必要か、
必要であればどれだけの資金が必要か
を考えることで
事業の未来を考える
きっかけになりますよ。
【編集後記】
昨日は午前中Zoomミーティングの後
午後はお客様のところへ訪問し、
クラウド会計の導入業務を
一緒に進めました。
取引量が多く時間が掛かりますが、
1つ1つの取引きに触れることで
こちらの理解が深まりますし、
自動化が少しでも進むと
将来の経理業務の時短も
イメージできますね。
【昨日の1日1新】
・はじめてのクリニック