まずは計画に入れることから。
マンションの設備投資も計画にもとづいて
昨日の夜は
マンションの理事としての
仕事でした。
今年度にある設備を更新
することになっているので、
他の理事や管理会社の担当者と
業者さんからの
見積内容の説明を受ける。
そして見積内容に基づいて
更新するマンション設備の
現場をチェックする。
見積もり内容は適正か、
もっと金額を下げることが
できないか、など。
マンションだと住人みんなで
共有しているものなので、
判断するのが難しいですね。
いくら金額を下げても
設備の性能が落ちると
クレームになるかも
しれません・・・。
もともとこの設備投資も
昨年度の総会で
だいたいこの金額で工事を
すること自体は
承認を得ていることなんです。
今年のお金の計画に
この設備投資も予算も
入っています。
計画に入っているからこそ
じっくり金額のチェックや
設備の選定ができるんですね。
その設備投資、計画に入ってますか?
経営者の方から
「○○を購入したいけど、買っていいですか?」
「□□の設備の入れ替えをしたいけど、大丈夫ですか?」
こんな質問を頂くことが
あります。
けれど、私からは
「買ってもいいですよ!」
「大丈夫ですよ!」
と言うことはまずありません。
「それ予定に入ってましたか?」
って聞くことがほとんどです。
今年の計画の中で予定していて
そのお金の手配もできている、
設備投資をする理由がしっかりある、
こんな場合だと問題ないんです。
でも、
計画にも予定してなかったけど、
業者さんからの提案などで
急に話が浮上した。
そんな場合だと
不安になります。
本当にその設備投資が必要か、
もっと他にお金を掛けるところがないか、
そもそもお金は足りるのか。
もちろん、一緒に計画を立てている
お客さまの場合であれば、
「計画どおりなので、いいと思いますよ」
とお答えできるんですけどね。
計画を立てて、その設備投資も組み込む
今年は業績もよく、
例年以上の利益も
確保できそう。
すると、
だから設備投資しても
いいんじゃない、
と考えてしまいます。
でも、
利益が出ているから
いきなり設備投資しよう、
ではなく、
金額が大きい設備投資であれば
まず来年の計画に組み込んで
みましょう。
計画に組み込むことで
・その設備投資をしてもお金が残るか
・来年の利益目標、売上目標を達成するモチベーションになる
・他に優先するものがないか、金額は妥当かをチェックする時間が生まれる
こんなことに
つながりますよね。
まとめ
大きな金額の設備投資を
するときは慎重に。
まずはお金の計画に
組み込んでから
実行に移しましょう。
【編集後記】
マンションの理事の仕事も
なかなか大変ですね。
理事会運営の方針、
みたいなものがあると
いいんですけど。
方針の軸があれば、
判断しやすいことも
増えるのですが・・・。
会社経営と同じですよね。
【昨日の1日1新】
・マンション設備の点検
【昨日の1日1捨】
・事務所に残っていた不要書類など