相談を受けたら、判断できるよう選択肢を提示する。

求められていることの見極めから。

20200521

相談して頂けることはありがたいこと

お客様からは
会計や税務に関するご相談
以外にもさまざまな
ご相談を頂きます。

会計や税務以外のご相談を
頂いたときに
業務外、管轄外であるため

「分かりません」

「対応していません」

と答える方法もあると思います。

けれど、
そもそもご相談頂いていること
自体はとてもありがたいことでも
あります。

何かあれば、まずは聞いてみよう、
そう思ってもらえる存在であると
いう証拠でもありますよね。

そして、
本当は相談してもらわないと
いけないことだったのに
相談してもらえなかった、
ということが起きる確率も減るわけです。

もちろん、
ご相談頂いたことが専門外で
他の専門家を頼った方が
いい内容であれば、
すぐにその旨の返事をしますし、
ご紹介できる方がいれば
すぐにご紹介させて頂きます。

相談を受けたら、判断できる選択肢を提示する

会計や税務以外のご相談を
頂いた場合に、
お答えできる内容もあれば
答えが出せないよう内容も
当然出てきます。

そうした時に心がけていることが

相談を受けたら、判断できる選択肢にして提示する

ということです。

例えば、

「○○ということがあって、どうしようか迷っています」

といったご相談を頂いた場合、
明らかに私の中に答えがあるような内容
ではありません。

まずは、ご相談頂いた内容の

○○ということ

を整理していきます。

○○がどういった内容で
どこの誰に、どんな影響を
与えるものなのか、
の確認からスタート。

確認する仮定の中で
相談している側の頭の整理も
進んでいきます。

他人に状況を説明することで
何が起きているのか、
問題はどこにあるのか、
を確認していくことが
できますよね。

そして、
内容を確認した私の方からは
答えを出すのではなく、
ご相談頂いた方がどんなことを
望んでいるのかを確認した上で、

判断できる選択肢

を提示するんです。

○○という事象に対して、
望んでいることは□□の状態に
すること。

といったことが分かれば、
□□の状態にするための方法を
提示します。

しかも、
できる限り1つではなく
複数提示する。

あとは、
どの方法がいいのかを選んで頂いたり、
こちらの方法を参考に
新たな方法を考えて頂くだけです。

問題を切り分け、1つ1つ整理する

答えがないような課題が
生まれたときに、

「分からない」

「できない」

という態度を示していても
何も解決しませんよね。

そうではなく、
難しい課題であっても
問題を切り分けていき
1つ1つ整理していくことで
解決策を見つけていくんです。

いくつもの内容が
複雑に絡んだ問題であっても
問題の程度を金額で確認したり、
影響が発生するタイミングを
時間軸で確認する、
といったことを確認していけば
解決の糸口も見つかります。

現状、起きてしまっていることを
覆すことはできないので、
起きている事実に対して
何ができるかを考える発想を
持っておきたいですね。

【編集後記】

昨日も事務所で決算業務を
進めていました。

1件、計算を終えたのですが、
決算前にお客様と打ち合わせをした
利益、納税額とほぼ同じ数字になり
ひと安心です。

【昨日の1日1新】

・子供用のトランポリン

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