何と比べるかで得られるものが変わります。
前年比、前期比の資料は用意しますが・・・
お客様との打ち合わせには
数字の資料を用意して、
現状の事業の状況を確認して頂いています。
今期の実績数字を
確認するとともに、
その数字がいいのか、悪いのかを
確認するために
前年比、前期比が分かる資料も
用意します。
去年と比べてどうだったか、
を確認することで
現状を確認するわけです。
ただ、今年2020年のように
企業によっては
過去との数字を比較しても意味がないケース
もあるのではないでしょうか。
過去と比べても
前年比15%減、25%減、あるいはそれ以上の減少、
という数字しか出てこなければ
その数字を見ても
辛い思いが高まるだけですよね。
いつの数字と比較しますか。過去との比較より理想と比較しましょう。
業績の数字を確認するときに
前期や前年といった過去との比較をすることで
現状を把握する方法もあります。
けれど、
外部環境が大きく変動している状況だったり、
企業の状況、体制や商品、サービス内容が
大幅に変わっている状況であれば、
過去と比較したとしても
現状の評価ができるとは限りませんよね。
こうしたときに重要になってくることが
過去との比較より理想との比較
になります。
外部環境が大きく変動したり、
企業の状況が大幅に変わった場合に
どんな実績を残すことが理想なのか、
その数字を明らかにして、
その数字と実績を比較すること。
あくまで、
現在、必要な数字を残せているのか、
これから必要となる数字を
残せているのかを確認すること。
そのためにも
現状の固定費や借入の返済、
設備投資費用をもとに
必要となる売上、粗利益を計算して、
実績と比較する。
それによって、
足りない金額があれば、
その金額、いつ、どのように
埋めていくのか、
をはじめて考えていくことができますよね。
感情に配慮しながら事実を伝える
過去との業績の比較を数字を見ると
厳しい現実を目の当たりにせざるを
得ないこともあります。
そんなときにこそ
その事実だけを伝えることよりも、
これからどうすればいいか、
どこを目指せばいいかを明らかに
して伝えること。
後ろ向きの情報だけでなく
前向きになるための情報を伝える。
感情に配慮しながら
事実を伝えることを
意識しておきたいものです。
【編集後記】
昨日は妻と息子たちが
お出かけのため、
家で家事と仕事を進めつつ
合間に外でランチを取りました。
京都市内の飲食店さんは
今日から時短営業要請がスタート。
ランチの利用などで
少しでも貢献していきたいですね。
飲食店さんの売上は
その先の様々な業種の事業者の方へ
影響を及ぼしますしね。
【昨日の1日1新】
・スムージー 果樹ある生活
・Hungry Sugar ランチ