来年に向けた消費税貯金。1年先を見据えて行動しましょう。

見ようとすれば何とか見えます。

20190315

税金が高くてビックリ

個人の確定申告や
会社の決算で
税理士が税金の計算をして
お客様に報告する時の話として
たまにこんなを聞くことが
あります。

「税理士から報告を受けた税金が高くてビックリした。。」

経営者の立場からすると
税金の支払いがあることは
知っていたけど、
金額まで把握していなかった。

昨年と同じぐらいの金額を
想像していたところに
想像を超える金額を通知された。

しかも支払い期限までの期間も
限られている。

先ほどのようなコメントが出ても
仕方がないですよね。

毎月、税理士に来てもらっている、
あるいは資料を渡して会計の入力を
お願いしている、
状況であれば
もっと早い段階で今年の税金の見込額を
教えてもらうよう依頼してみてください。

もちろん税理士側から提示があるに
越したことはないのですが、
現状そういった働きかけがなければ
こちらから働きかけてみましょう。

あと、たまに決算月を過ぎてから
会計のデータや資料を税理士に渡して
税金の計算をお願いするケースの
契約もありますが、
この場合は、税理士側も事前に税金の
試算もできません。

ビックリするのを避けるのであれば
契約自体を見直さないといけませんね。

来年に向けて消費税貯金を始めましょう

少なくとも
税金の支払額が分かったときに
びっくりするようなことを
なくしたい。

経営をする上で
税金の支払いで困ることがないように
してもらいたい。

そんな思いから、
確定申告や会社の決算が終わった時には
来年の税金の見込額をお伝えするように
しています。

計画策定を一緒にさせて頂いている
ところであれば、税金の試算の精度も
高まります。

計画策定をしていないところでも
簡易な計画を作ったり、
一緒に考えるなどして
税金の試算をしてお伝えしています。

また、決算の時だけ、
という契約は基本的に行っていないので、
決算を迎えるまでのタイミングで、
多いところは毎月、決算での税金の
見込額をお伝えしているんです。

そうすれば、
見込額に対して、お金の準備が
できているかも確認できますしね。

特に、来年の決算や確定申告のとき、
あるいは再来年の決算や確定申告のときに
初めて消費税の支払いがスタートする
ような個人事業主さんや会社さんの
ケースだと税金の支払いに向けた準備が
欠かせません。

来年(再来年)に向けた
消費税貯金を
始めないといけません。

確定申告がやっと終わったという方も
来年に向けて準備を始めて
いきましょう。

1年先を見通して行動する

来年に向けて消費税貯金を開始する
ように1年先、あるいはそれ以上先を
見通して行動すると
焦る必要がなくなります。

実際に今回の確定申告で
初めて消費税の支払いが
必要になった方が
何名かいらしゃいますが、

税金の金額をお伝えすると、

「じゃあ、○○口座からお金を動かしますね」

というご返事を頂けました。

別の方のケースでも
確定申告業務が始まる前の打ち合わせで、

「○○口座に□□万円貯めてありますよ」

とご準備をしっかりされていました。

1年先を見据えておけば、
その準備もコツコツと行うことが
できますよね。

確定申告が終わってやれやれ、
という方も来年に向けての
準備を始めていきましょう。

消費税の貯金をしていないかたは
今から始めてくださいね。

【編集後記】

確定申告も全て税務署への
送信を完了し、
あと2件の添付書類を郵送するのみ
となりました。

今回は
3/14に長男の保育園の卒園式があり、
今日も午後からお客様との
経営ミーティングの予定があります。

予定があったことで
本当のギリギリになることを
避けることができました(^^;

来年はもっと前倒しで終わるように
来年を見据えて準備をしていきます(^^)

【昨日の1日1新】

・長男の卒園式
・上島珈琲店 OAPタワー店
・まいどおおきに食堂 鶴見浜4丁目食堂

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