目的地のある船と目的地が分からない船

どちらに乗りますか。

20190421

目的地が分からない船には乗らない

これからどこにいくか、目的地が分からない船

があったとして
この船に乗りたいと
思う人はいるでしょうか。

今でもあるのか知りませんが
ミステリーツアーといって
目的地が分からないツアー旅行
という企画があって
参加されている人もいましたが。

こちらは目的地は分からなくても
最終的に返ってくる場所は
決まっているので、
ある意味、最終の目的地は
決まっていますよね。

目的地が分からない、
どこにいくか分からない船、
って誰も乗ろうとしませんよね。

その船の雰囲気が楽しそう、
その船に乗るとお金がもらえる。

だからとって
自分の人生がどうなるか
分からない船には
乗らないはずです。

目的地のある船と目的地が分からない船

ほとんどの人が
目的地が分からない船は選択せず
目的地のある船を選択するはずです。

一方で、これを会社やお店に
置き換えるとどうでしょうか。

目的地、というと
将来、どんな会社にするのか、
将来、どんな状態を作り出すのか
という会社やお店のビジョン
にあたりますよね。

会社やお店によっては
3年後のビジョンかもしれないし、
5年後のビジョンかもしれません。

あるいは10年後、それ以上の
ビジョンを設定しているかも
しれません。

そうしたビジョンが
設定されることで
会社やお店が
そのビジョンに向かって
経営されるわけですよね。

経営者の方はそのビジョンを
実現するために、
社員の方もそのビジョンを理解して
その会社やお店で仕事をしようと
考えるわけです。

ただ、
一方で、将来のどこに向かうのか
ビジョンが定まっていない、
ビジョンを決めていないという
会社やお店もあるのが事実です。

将来のことより、今、売上を上げることが大切だ

将来はどうなるか分からないから、将来のことを考えても仕方がない

こんな理由から将来のビジョン、
会社やお店が向かう目的地を
決めていないというケースです。

会社やお店を経営することは
できますが、
目的地が分からないと
どれだけ頑張らないといけないか
も分かりませんよね。

とにかく頑張る。

では、長続きしませんよね。

社員の立場で考える

会社やお店が向かう目的地、
将来のビジョンが決まって
いなかったとしても
経営者の方自身は
気にしていなかったりも
するんです。

とにかく目の前の売上を
確保して会社やお店を
経営することに
達成感を感じながら
日々を過ごしていたりも
します。

でも、その会社やお店で
働く社員さんの立場で
考えるとどうでしょうか。

将来どこに向かうか分からない
会社やお店で働くことを
どう感じているでしょうか。

会社やお店が危なくなったら
転職すればいいや、
と考えていれば会社やお店の
ビジョンはそこまで気にならない
でしょう。

でも、経営者の方からすれば
社員さんに長く働いて貰いたいと
考えているはずです。

人の採用が年々難しくなっています。

社員さんの立場になって
長く働いてもらうと思えば、
会社やお店の目的地、
将来のビジョンを示した方がいいか、
示さなくてもいいか。

答えは明らかだと
思うのですがいかがでしょうか。

【編集後記】

昨日は、長男の自転車の練習を
兼ねて近所のクリーニング店まで。

概ね思い通りに走ることが
できているのですが、
まだふらつきだったり、
カーブの仕方など、
見ていてドキドキすることが
あります(^^;

とにかく実践を重ねるしか
ないですね(^^)

【昨日の1日1新】

・長男の自転車の練習で近所のクリーニング店まで

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