思考の範囲を広げていただきます。
当日の打ち合わせ予定が大きく変わる
一部のお客様とは
税務顧問とは別の契約で
売上や利益、お金に関する計画や
行動計画を一緒に立てたり、
理念を作るサポートをさせて頂き
毎月経営に関する打ち合わせを
させて頂いています。
毎月の打ち合わせの中では
お客様が気になっている議題に
ついての整理や解決の方向性を
見つけることに時間を割くことも
あるんです。
そのためお客様が最初に
お話しをされる気になっている議題
でだけで2時間から2時間半の時間を
使う、なんてことも起こります。
それでも、経営にとって
今、もっとも大きな課題を
整理できるので、
経営者の方にとっては貴重な時間に
していただいているようです。
あえて違う角度から質問すること
中小企業の経営者の立場だと
私の知る限り、
社内に相談できる人がいない
ケースがほとんどです。
何かの経営判断をするときに
幹部社員に相談することはあっても
それは限定的で
全ての相談ができるわけでは
ありません。
人を採用するかどうか、
設備投資をするかどうか、
昇給させるかどうか、
ボーナスの支給をどうするか、
新たな拠点に進出するかどうか。
こういったことを決めることは
もちろん、社員に関する課題を
解決するとなると、
社内の誰にも相談できないこと
だってあります。
社外にいる立場だからこそ
そんな話の相談もして頂くこと
ができますし、
重要な議題だからこそ、
ミーティングの中でしっかりと
整理を行い、解決の方向性を
見つけて頂くようにしています。
この時に気をつけていることが
あえて違う角度から質問すること
です。
経営者の方の意見にただただ同調する、
わけでもなく
経営者の方に対して上から意見を言う、
わけでもありません。
社外にいる立場だからこそ
感じること、気になること、
あるいは
社員さんを始め会社をとりまく
利害関係者の立場として
考えたときに気になる質問を
していきます。
中には経営者の方の考えに反するような
質問になることもあります。
それでも
経営者自身になかった角度からの
質問をすることで、
同じ課題に対しても別の視点での
見方が広がり、
課題解決の方向性が変わったり
新たな選択肢が生まれることも
あります。
当然、別の角度から考えても
経営者の方が最初に考えていた
方法が一番で
それに取り組むという結論になること
だってあります。
こんなときも別の角度から
別の立場から考えても
当初の考えが一番良かったと
思えるので、
自信を持って行動をしていだけます。
自信を持って行動できれば
当然、結果にもつながりますよね。
正しいことを教えるではなく整理をしてもらうこと
この経営の打ち合わせをするときに
意識していることが
正しいことを教えるではなく整理をしてもらうこと
です。
数字に関すること、
税務に関することは
正しいことをお伝え
していきます。
けれど、
経営の課題に対して
どう取り組むか、
については
どれが正しいか正解が
分かるわけではありません。
だからこそ
その課題を整理して、整理して、
どうやってその課題に取り組むか
を決めて、行動できるような
時間にできるかが欠かせません。
人に言われたことより
自分で決めたことの方が
納得できて責任も生まれますし。
行動につながり、
結果にもつながりますよね。
【編集後記】
昨日は思い立って
自宅にあるデスク周りを
掃除しました。
毎年、確定申告が終わった後に行う
定例行事になっていますね。。
本当はもっとこまめに
掃除したいのですが・・・(^^;
【昨日の1日1新】
・美文字練習帳