無理に変えるのではなく、合わせること。
従業員と価値観が違うのは当たり前
「従業員の価値観が違うんですよね」
従業員の方の動きが
思っていたものと異なるとき、
経営者の方が
こういう表現をされる
ことがあります。
価値観の違いから
その場その場での
対応の仕方の違いや
異なる発想が生まれる、
と考えてしまいます。
けれど、
その従業員さんが
会社に入ってまだ
1年も経たない場合、
どうでしょうか?
それまで、
20年とか、30年とか、40年
過ごしてきた環境が違うんです。
価値観は違っていて
当たり前ですよね。
むしろ、
同じ価値観を持っている
ことは奇跡に近いはずです。
バラバラで当たり前。だからこそ示す必要がある。
経営者と従業員の価値観が
バラバラで当たり前。
だからといって、
それでいい。
わけではありません。
経営者の持っている価値観と
従業員の持っている価値観が
近いことに越したことは
ないですよね。
従業員それぞれが
自分の価値観で判断するのではなく
同じ価値観のもと
判断して行動するほうが
会社、組織としての
一貫性が生まれます。
そのためにも
まずは、経営者の、会社の
価値観を示す必要があります。
使命感を持って何をするのか
何を目的に事業を行うのか
というミッション。
どんなこだわりの軸を持つ
かというカンパニースピリッツ。
将来、どんな姿を目指すかという
ビジョン。
こういったものが
経営者の、会社の
価値観になりますが、
この価値観を言葉にして
従業員にキチンと伝えること、
示す必要がありますよね。
そもそも価値観を伝えて
いないのに
価値観を合わせることは
できないはずです。
経営者や会社の
価値観を理解してもらえれば、
その価値観に従った判断や行動
もできるようになりますよね。
まとめ
従業員との価値観が
違うことは当たり前です。
違うことを理解して、
経営者や会社の価値観を
示すことが大切です。
価値観を示すことができて
はじめて
価値観が近付く、
価値観を理解してもらう、
といったことに
つながりますよね。
【編集後記】
仕事だけじゃなく、
日常生活でも
人との価値観は
違って当たり前。
そう考えるだけでも
イライラすることが
減りますよね(^^)
【昨日の1日1新】
・初めての文化会館
【昨日の1日1捨】
・自宅で残していた雑誌