申告書を作るか安心できる経営を支えるか

定義を決めていますか

素朴な疑問が核心をつく

以前、長男からこんな質問を
受けました。

「パパがしている税理士ってどんな仕事?」

当時、6歳でまだ年長さんだった長男に

「税金を計算する仕事」

と伝えても意味が通じません。

そこで、こう答えました。

「会社とお店の人が安心して仕事ができるようにサポートする仕事やねん」

どのようにしてサポートするか、
は伝えていませんが
なんとなく理解してくれた、
と思います。

「税金を計算して申告書という書類を作る仕事」

と答えていれば
全く伝わらなかったと
思いますますね。。

申告書を作るか安心できる経営を支えるか

私がしている仕事のことを

「税金を計算して申告書という書類を作る仕事」

とは言わずに

「会社とお店の人が安心して仕事ができるようにサポートする仕事」

と長男に伝えた理由には
長男がまだ「税金」というものを
理解していないから、
ということもありますが、
もう1つ理由があるんです。

それは実際に自分自身が
自分が行う税理士の仕事を

「会社とお店の人が安心して仕事ができるようにサポートする仕事」

と定義しているから
という理由もあるんです。

自分自身の仕事だったり
自社の事業をどう定義するかで
その仕事や事業の範囲も
変わりますよね。

「税金を計算して申告書という書類を作る」

という仕事、事業であれば
お客様がどういう状況かは
あまり関係ありません。

正しい税金の計算ができて
申告書という書類を作ることが
できればそれでいいんです。

でも、

「会社とお店の人が安心して仕事ができるようにサポートする仕事」

と定義すると
その仕事や事業の範囲も
大きく変わります。

自分が、自社が何をするかに
スポットを当てているわけで
ではなくて
相手にどうなってほしいか
にスポットを当てているわけです。

相手がどういった状態に
なるかにスポットを当てると

何をするか

は重要なことではなくなります。

税金の計算をするだけでなく、
数字や行動の計画を立てるサポート
だったり、
PCを購入する際のアドバイスや
便利なアプリの紹介だったり、
社員さんとのミーティングの
進行役(ファシリテーション)だったり。

自分が力を発揮できるところで
役に立てるところで役立てるように。

これからも安心できる経営を
支えていきたいですね。

仕事の定義を自分なりに自社なりに再定義する

自分や自社の仕事の定義、
って決まっているでしょうか?

何をするか、
という自分、自社起点の
定義ではなく

誰にどんな影響を与えたいのか、
誰のどんな状態を実現したいのか
相手目線での定義に
再定義してみるといいですね。

【編集後記】

最近使用し始めた
SurfaceProですが、
Windows10の顔認証の
設定しています。

画面を立ち上げて
視線を合わせるだけで
Windowsのロックが解除
されるのは快適ですね(^^)

【昨日の1日1新】
・初めて利用するスーパー
・妻とLINE通話

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