その会社や事業は誰のもの?経営者のもの?それとも

誰のものと考えるかで変わりますよね。

自分の会社だから…

中小企業の場合、
経営者である社長自身が
その会社の持ち主(株主)
であることがほとんどです。

そのため
経営者が自分の会社を
思いどおりに経営することも
自由ですし、
誰からも文句を言われる
こともありません。

「自分の会社だから自由に経営する」

不満のある社員さんが
いたとしても
その社員さんには
辞めてもらえばいいわけです。

10年ぐらい前であれば
そんなスタンスの会社も
多かったのではないでしょうか。

今ではどうしょうか。

私の周りでは
このようなスタンスの会社は
見かけなくなったような
気がしますが。。

その会社や事業は誰のもの?社長のもの?それとも

社長自身が株主である
中小企業の場合、

「会社は誰のもの?」

と聞かれると
法律上は「社長のもの」と
言っても間違いありません。

個人事業のビジネスであれば
その事業はその個人事業主のもの、
でこちらも問題ありませんよね。

形式的には
どちらも経営者自身のもの、
で間違いはないものの、
経営者自身のもの、
とは考えない方がいい。

そう考えています。

その会社や事業を
続けることができるのも
お客様があってのことですよね。

そもそも
社員さんがいる場合には
その社員さんがいないと
会社や事業も成り立ちませんし、
その社員さんが仕事ができるのも
社員さんの家族がいるからです。

また、事業のために
金融機関さんからお金を借りていれば
その金融機関さんも重要なパートナーですし、
仕入先などの取引先の企業さんも欠かせません。

事業を行っている地域からも
何らかの地域のサービスを
受けていますよね。

そうすると
その会社や事業は誰のものか
というと
社会のものといっても
過言ではないですよね。

もちろん
社会にために
会社や事業を行うといっても
その会社や事業を続けていくためにも
しっかり利益を確保することも
欠かせません。

ただ、

その会社や事業が社会のものだ

と考えることで
何のために事業をするか、
何を実現するか、
ということも見つめ直すことが
できますよね

関係する人たちを豊かにするために経営する

会社やお店が
なんのために事業を行って、
どんな将来を実現するのか。

そのために、
どんな価値観や行動指針を
大切にするのか。

こういったことを
経営者の方と一緒になって
価値観や行動指針といった
ところは社員さんも巻き込んで
言葉にして、クレドカードという
目に見えるものにする
お仕事をさせて頂いています。

経営者自身が

自分のため自社のためという発想から

関係する人たちを豊かにするために経営する

そんな考えに転換できれば
より社会から歓迎される
会社や事業になっていきますよね。

そんな会社やお店が
1つでも増えるように
していきたいですね。

【編集後記】

事業を立ち上げてすぐは
社会のために事業をする
という目的を掲げる余裕が
ないこともあるかもしれません。

ただ、時間の経過とともに
社会のため、という視点って
必要不可欠なものに
なっていくんじゃないかなと
考えています(^^)

【昨日の1日1新】

・長男と一緒に初めてのとある体験
・初めてのとあるレストラン

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