「楽で簡単」か「しんどくて難しい」か。蓄積できる糧になるか。

負担が掛かることは明らかでも選ぶ

20220603

難しいのは分かっているけれどあえて選択する

つい先日、自分自身が意思決定したことで
大きく分けると

「楽で簡単」か「しんどくて難しい」

という2つの選択肢の中から

「しんどくて難しい」

を選ぶことにしたことがあります。

最初は

「楽で簡単」

を選ぼうと思っていたんです。

理由は、

楽で簡単だから

です。

こちらの選択の方が
少ない苦労で目指す状態をより早く実現できる
可能性が高かったんです。

一方の
「しんどくて難しい」
選択については、
すぐに結果が出るかは分からないですし、
結果が出て一旦、形ができたとしても
思わぬことリスクが潜んでいる可能性
も少なくありません。

それでも

「しんどくて難しい」

選択をする理由は

「しんどくて難しい」

経験をした方がいい
と判断したからなんです。

「楽で簡単」か「しんどく難しい」か。蓄積できる糧になるか。

「楽で簡単」か「しんどく難しい」か。

これから取り組もうとすることについて
二者択一の選択肢があった場合に
どちらを選ぶでしょうか。

世の中には

「簡単に○○ができます!」

「すぐに◇◇を実現できます!」

という誘い文句のもと
サービスや商品の購入を促しているもの
が少なくありませんよね。

そうしたサービスや商品を購入することで
「楽で簡単」に何かを実現できたとしても、
その実現にあたって、
自分自身に、自社に蓄積できる糧、経験
を残すことはできるでしょうか。

何らかのノウハウや他者に頼ることで
「楽で簡単」に一定の形を実現できたとしても
「楽で簡単」にできてしまったことで
経験できなかったこと、
身に付けることができなかったこと
が生まれてしまうことがあります。

一方で
「しんどくて難しい」選択肢を選ぶことで
実現したいことを実現できずに
失敗してしまうこともあるでしょう。

けれど、
その心配からまた得ることができる
糧は大きいものだったりしますよね。

もちろん失敗したときに、
失敗したことに目を向けないままでいると
その糧も見逃してしまうので、
失敗に向き合うことが欠かせません。

失敗をどう捉えるか

経営者の方とのお話しの中で

「失敗したこと」

についてご報告頂くことがあります。

失敗したから、やらなければよかった

と失敗するぐらいなら
そもそも取り組まなければよかった、
チャレンジしなければよかったのでは
というお話しを伺います。

けれど、
失敗はしたけれどその中で得られたこと
はなかったか、
失敗と捉えているけれど角度を変えれば
失敗ではなく前進していることだったり、
多く得るものがあったことではないか
とを確認します。

すると、
失敗の中からも
得ることができたももがあったことを
認識できたりするものです。

「迷ったらより難しい方を選択する」

という言葉に代表されるように
いつでも「しんどくて難しい」選択肢
を選んだ方がいいとは考えていません。

それぞれの選択肢から
どんな蓄積できる糧が得られるのか、
「しんどくて難しい」選択肢からは
何を得ることができるかを確認してから
どちらを選ぶを決めるようにしたいですね。

【編集後記】

毎週金曜日は
次男を習い事へ送ることと
長男の塾のお迎えがあるので
自然と自転車の走行距離も長くなります。

ただ、これも身体のことを考えると
いい運動の時間にもなりますね^^

【昨日の1日1新】

・チョコバッキー

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