その経費の効果はいつどのように発揮しますか。時間軸を長く取る意味。

どこまで先を見据えますか?

20221003

決算の見通しが確認できれば

お客様とは打ち合わせの度に
決算時点での売上や利益、
その利益に基づく税金の試算結果
を確認して頂くようにしています。

想定以上の利益になる見込みで
資金繰りにも問題ない場合であれば

将来の売上や利益に繋がる取り組みや投資がないか

を確認しています。

不確かな未来に向けて
今できることがあるのであれば
取り組まない手はありませんよね。

いつかやろうと思っているけど
まだ早いからといって先送りしていると
実際にやらないといけないと
必要性を感じた時には
何らかの事情でできないこと
だってあるはずです。

その経費の効果はいつどのように発揮しますか

想定以上の利益になる見込みで
資金繰りにも問題ない場合、
決算に向けてどんな取り組みをしたいか
をお聞きすると様々な取り組みの回答
が返ってきます。

決算賞与で社員に分配したい

PCなどの設備を整えたい

広告への投資により今後の売上につなげたい

慰安旅行や研修旅行を企画したい

経営のためにどのように経費を使うか
はもちろん経営者が自由に決めること
です。

ただ、

その経費の効果がいつどのように発揮するか

は確認するようにしています。

今期使った経費がどのような形で
効果を生み出すのか、
今期限りの効果に留まるのか
将来に渡って影響をもたらすのか。

すぐには効果は生まれないけど
今から継続して取り組むからこそ
時間の経過とともに
効果を発揮していくこと
だってありますよね。

広告宣伝だったり、
研修などの教育につながる
投資だったり。

設備にお金を掛けることも
当てはまるかもしれません。

「経費を使うこと」

に焦点を当てるのではなく

「経費の効果を発揮させること」

に焦点を当てたいものです。

時間軸を長く取って考えること

想定以上の利益が出る見込みになると

「経費を使うこと」

に焦点を当てがちになりますが、

「経費の効果を発揮させること」

に焦点を当てることで
自然と時間軸が長くなっていきます。

今期の経費が将来どうつながっていくのか
今後の事業の進め方において
その経費が必要かどうかを
見極めていくことができますよね。

今期の決算、今期の税金の支払まで
の時間軸に留まることなく
より先の時間軸を意識した
意識決定を行っていきたいものです。

【編集後記】

昨日は家族でアスレチックへ。
程よい時間で楽しめるアスレチックでした。

有料のコースは
小学1年の次男にとっては少しハード
だったかもしれません^^

【昨日の1日1新】

・ボウケンノモリ 太陽が丘店

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