どんな時間にできるかを考えます
数字を突きつけられて売上を上げて下さいと言われる
「もっと売上を上げる必要があります」
税理士事務所に勤務していた頃、
私自身がお客様に話していた言葉です。
お客様からすれば
そんなの言われなくて分かっている、
と思いますよね。
それでも
赤字になっている数字を示して
税理士事務所の担当者が
改めてその事実を伝え
それを解消するために
売上を上げてください
と伝えるわけです。
当然、お客様からすれば
気分がいいものではありません。
今思うと、
ただ数字が突きつけられる
しんどい時間を作り出していたな、
と反省しています。
数字に向き合う時間はどんな時間ですか?
目標の売上を達成できず
赤字であることを認識している状況で
さらに現実の数字に向き合う時間。
誰しも決して楽しい時間
とは言えませんよね。
売上が足りない、
利益が少ない。
たとえ事実だったとしても
数字に向き合う時間が
そんな報告ばかり続いていたら。
もう数字の報告を受けたり、
確認する時間は取りたくない、
と考えますよね。
けれど、
たとえ現在は厳しい状況だったとしても、
赤字を脱却するために
必要な売上の目標が明らかにして
その目標を達成するための
具体的な手段を考える時間
となればどうでしょうか。
状況を打開できるゴールが見えて、
どのゴールにたどり着くための
具体的なアイデアを出していくことで
ゴールの実現可能性が高まっていく。
ゴールに向けた具体的な動きを
始めることで
状況が少しでも改善していることを
確認できる時間になる。
同じ数字に向き合う時間でも
ゴールを明らかにして
ゴールへ向かうための手段を考え、
実行することで結果をする時間
とできれば、
積極的に数字に向き合いたくなる
時間にならないでしょうか。
数字に向き合う時間を楽しめるように
専門家として
数字を報告する立場として
数字に向き合う時間が嫌いな時間
にならないように、
むしろゴールを見据えて
変化を感じることができる時間
にすることを目指したいものです。
数字に向き合う時間を楽しめるように
単なる数字の報告で終わらずに
その数字を受けて
意思決定や行動につながるように。
数字に向き合う時間の場作りや
打ち合わせの進め方、対話の仕方を
磨いていきたいですね。
【編集後記】
昨日の午前中は家事などを少ししてから
午後は事務所へ出勤しました。
息子達の学校や保育園がいつ休校、休園
になるか分からないので、
できる時に進めておきたいですね(^^;
【昨日の1日1新】
・彩食工房 長崎ちゃんぽん
・無人販売 神戸元町餃子