意識の持ち方を変えないと。
「経営者の条件」より
最近読んだこちらの本。
特に気になったところが
あります。
貢献に焦点を合わせることによって、自らの狭い専門やスキルや部門ではなく、組織全体の成果に注意を向けるようになる。~途中略~ 自らの組織の産出物の究極の目的である顧客や患者の観点から物事を考えざるをえなくなる。その結果、仕事や仕事の仕方が大きく変わっていく。
貢献に焦点を合わせているか
どうかを確認するには、
「あなたは何をされていますか?」
問いで確認できるようです。
「会社の経営者です」
「税理士です」
という肩書きや地位で
答えるのか。
「お客様のために○○サービスを提供しています」
「□□について考えて、▲▲の準備をしています」
という、
自分がどういう貢献を
するのかで答えるのか。
どちらが貢献に焦点を
合わせているか分かりますよね。
「自分は○○を提供する」ではなく「相手の○○に貢献する」
この本でハッと気付いたことは、
知らず知らずのうちに
「自分は○○を提供する」
といった自分目線に
なってしまってないか、
ということです。
自分や自社の商品やサービスを
人に紹介する時、
どのように伝えているか。
「○○を販売しています」
「▲▲サービスを提供しています」
「■■をすることができます」
こんな風に伝えていること。
よくありますよね。
でも、これだと
あくまで自分目線で
お客様である
相手目線ではないです。
それによって
相手がどうなるのか?
が分かりませんよね。
「貢献に焦点を合わせる」
こう考えるだけで
視点が切り替わります。
あくまでお客様である
相手への貢献を考えます。
「◆◆に役立つ商品を販売しています」
「★★を解決するサービスを提供しています」
「◇◇の方に喜んで頂けるよう■■をしています」
この方が相手にとって
どういう影響があるのか
伝わりますよね。
税理士にあてはめてみると
税理士の仕事でも同じことが
言えます。
「節税提案をして税金の申告をします。」
「クラウド会計ソフトを導入します。」
・・・
何ができるのか、
何をするのか、
だけを伝えがちです。
「節税提案をしてお金を残して頂き
経営の安心度を高めるサポートをします」
「クラウド会計ソフトを導入して
経理業務を効率化することで、
本業に集中して頂き
利益アップに貢献します」
あくまで
どういう貢献ができるか
に焦点を合わせないと
いけませんよね。
まとめ
「貢献に焦点を合わせる」
意識しておきたい
ものですね。
【編集後記】
このブログも
記事を読んで頂く方への
「貢献」
を心がけます(^^)
【昨日の1日1新】
・お客様にある士業の方を紹介
・塩キャラメルオールドファッション
【昨日の1日1捨】
・PC内の不要フォルダの削除