決算後より決算前の打ち合わせで先手管理を徹底する

決算前で決まります

20210321

決算前の打ち合わせで行うこと

お客様とは定期的に打ち合わせを
行っていますが、
中でも決算を迎える前の打ち合わせは
もっとも重要な打ち合わせです。

今月、来月に決算日を迎える
タイミングで行う打ち合わせでは、

・今期の利益や税金の見込み金額の確認
・決算での税金の支払い方法、資金の確認
・決算までに必要な手続きの確認
・決算後に必要な手続きの確認
・新年度に変更すること、新たなに取り組むことの確認

を行っています。

確認することが自然と多くなりますが、
確認しないまま決算を迎えて
税金の支払額に驚いたり、
予定できていなかった手続きに
時間が取られてしまう、
なんてことを防ぐことができますよね。

決算後より決算前の打ち合わせで先手管理を徹底する

「税理士と打ち合わせをするのは決算書ができたぐらいかな」

経営者の方から
こうした声を何度か聞いたこと
があります。

決算書、税金の申告書ができあがって、
税務署の申告前もしくは申告後に
税理士と打ち合わせを行う、
というパターンです。

打ち合わせといっても
決算書や申告書は完成しているので、
その内容の確認と
新年度の今後の予定の確認ぐらい
しかできません。

今回の決算で支払う税金の金額も
決算を終えて初めて確認するので
経営者からすれば

「思っていた金額よりも高い」

「資金繰りが苦しくなるな」

と感じることも少なくないかも
しれません。

そんなことにならないように

決算前の打ち合わせで先手管理を徹底する

必要があります。

少なくとも決算前の打ち合わせで
今期の税金の金額を概算でも
把握しておくことができれば
こんなはずじゃなかった、
と感じることも減ります。

決算前であれば、
いくつかの対策を行うことで
利益や税負担を変えること
もできますよね。

少しでも不安を取り除く

税理士、会計事務所として
できることは

売上や利益を増やすこと

ではなく、

事前に必要な手続きを案内して数字の情報を提供すること

です。

先手管理を徹底することで
少しでも不安を取り除くことで
経営者が経営により集中できる
状態を支えていきたいですね。

【編集後記】

大学時代、ヨットの同好会に
所属していたのですが、
去年からはコロナの影響で人数が確保できず
練習自体もままならい状況に
なっていたようです。

ただ、現役生やOBの尽力により
より活動を続けやすい場所に
移転することが決まったそうです。

50年以上続いてきた歴史を
繋げてもらえることは嬉しいですね(^^)

【昨日の1日1新】
・とくになし

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