同じ方向に進めるように。
売上目標だけだとしんどい
「今期の売上目標は1億円」
「担当者の新規売上目標は1,000万円」
「3年後中期の売上目標は10億円」
「グループで売上100億円を達成するぞ!」
グループ単位、会社単位、担当者の
目標設定の典型的な例が
「売上の金額」
を目標にすること。
その売上金額を目指して
個人個人が、会社全体が、
グループ会社が行動する。
決して悪いことでは
ありません。
目標があるからこそ
目標に向かって努力する、
工夫することは
大切なことです。
ですが、
目標が「売上金額」だけだと
しんどくなること
ありませんか。
評価するための目標も大事だけど。
売上金額を目標にする理由の
一つには
目標を達成したかどうかが分かりやすいから
というものがあります。
「売上目標が1億円」の場合、
売上の実績が1億と1万円なのか、
売上の実績が9,999万円なのか、
達成したかどうかは
誰でも判断することが
できますよね。
しかも売上金額であれば、
利益の金額などとは違い、
計算もしやすいです。
けれど、
売上金額での目標は
評価するためだけの目標
になってしまう恐れもあります。
経営者が社員に対して、
管理者が部下に対して、
目標の売上金額を達成したかどうかで
その社員や部下を評価すること、
が目的となってしまいかねません。
すると、
社員や部下からすると
評価を守るために目標の売上を達成しないといけない
そんなプレッシャーを受け続ける
ことになりますよね。
毎年毎年、なんとか目標の売上を
達成していたとしても
疲弊感が溜まっていくばかり
となりかねません。
みんながひとつになれる目標がもっと大事。
売上金額だけの目標を
設定するのではなく、
みんながひとつになれる目標を設定すること
がより大事ではないでしょうか?
ただ売上を追求するのではなく、
なんのために売上を追求するのか?
飲食店であれば、
食とサービスを通じて
お客様に幸せになってもらう。
ある病気に困っている人を
この世からなくしたい。
経理や総務業務に手を取られている
中小企業の省力化を進めて
企業の発展に貢献する。
競争力のある魅力的な農作物を
作る農家を増やし、
農業をより魅力のあるものする。
売上だけにこだわることなく
みんながひとつになれる目標、
経営者も社員もともに共感でき、
やる気の出る目標。
これがあるかどうかで、
会社全体の動きも
そこで働く社員さんの動きも
変わりませんか。
まとめ
目標が売上だけであれば、
その数字だけに一喜一憂し、
しんどくなることも
少なくありません。
だからこそ、
売上目標のような
評価するための目標
だけでなく、
みんながひとつになれる
ような目標も作りたいですね。
ひとりビジネスなら
自分自身が力を発揮できる
目標を作ることですね。
【編集後記】
昨晩は妻が仕事のため、
保育園のお迎えから晩ご飯、
お風呂、寝かしつけまで
息子2人と男3人で過ごしました。
少し前であれば
今は2歳の次男は
ママを求めて泣いたり
していましたが、
昨日はそんなそぶりもなく。
日に日に逞しくなって
いくことが分かると
うれしいですね^^
【昨日の1日1新】
・燕燕 ランチザージャン麺
【昨日の1日1捨】
・自宅にある本