いろいろとハードルがありますよね。
なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?
あるところでこのタイトルの本
の存在を知ってすぐに
Kindle版を購入し読んでみました。
飲食業のお客様のお仕事を
させて頂いていたり、
学生時代に半年ですが、
大手チェーンの飲食店で
アルバイトをした経験があるので
タイトルを見ただけで「なぜ?」の理由を
確認したくなったんです。
実際に本を読んでみると、
「なぜ?」の理由がよく分かりました。
星付きシェフがアルバイトをするきっかけ
は何だったのか、
そのレストランがどのような状況だったのか、
サイゼイヤはどんな運営をしていたのか、
そしてシェフはサイゼイヤでどんな経験をして、
自分のお店に何を持ち帰ったのか。
経営者でありシェフでもある
著者がどのような考えを持っていて
どんな経営をしているのか
とても参考になる本でした。
いいものをいいと素直に認めて、取り入れて行動できているか。
飲食店の運営や経営についての
具体的な取り組みや考え方について
本の中で多くの事例が紹介されており
飲食店の経営者の方にもぜひ
手を取って頂きたい本です。
さらに、
個人的には
著者であるシェフの方の姿勢に
とても共感しました。
どんな姿勢かというと
いいものをいいと素直に認めて、取り入れて行動する
というものです。
私自身もそうですが、
多くの人は地位を得たり、
結果を残した実績があったりすると
別の人、会社の考え方や取り組みを
受け入れずに拒否していること
はないでしょうか。
自分がやってきたこと、
自分が取り組んでいること、
自分が判断したことが正しい。
そう感じてしまうと
他人や他社が行っている
いいものをいいと素直に認めることが
難しくなりますよね。
でも、
いいものをいいと素直に認めることが
できなければ、
自分の中でよりいいものを
取り入れるチャンスを
自ら放棄していることにも
なるわけです。
星付きシェフが素直に
サイゼイヤのいい点を素直に認めて
自店の経営、運営に取込んでいく。
プライドや世間体を気にして
なかなかできないことであっても、
いいと判断できたことを
素直にすぐに実践することで
得られる結果も変わっていく
とうことです。
難しいからこそ取り組むこと
同業者が取り組んでいることに対して
上場企業だから、環境が違うから
といる理由を挙げて、
いいことだと理解していても
取り組んでいないことって
ないでしょうか。
チャレンジしていない段階から
諦めてしまっていることって
ないでしょうか。
いいものをいいと素直に認めて、取り入れ、行動できているか。
って、実は難しいことではありますが、
難しいからこそ取り組む価値も
あるわけですよね。
余計なフィルターを通して
モノゴトを見ていないか
要注意ですね。
【編集後記】
昨日は次男の体調が優れないため
自宅勤務日に切替えて
小児科の診察に連れて行き、
その後は自宅で一緒に過ごしました。
次男は保育園を休めたことが
嬉しかったのか、
テンション高く元気にしていました。。
おかげで自宅勤務が思うように
進みませんでしたが(^^;
【昨日の1日1新】
・次男を連れて初めての眼科へ
※受付時間に間に合わず・・・