切り分けて見通しを立ててみましょう。
再現できない収入が増えている
2020年以降、事業を行う上で
自分自身、自社では再現できない収入
が増えていますよね。
再現できない収入とは
協力金や助成金、補助金
といった収入のことです。
国や自治体などが制度を用意して、
事業者がその要件に該当して、
手続きを行ってはじめて
得ることができる収入です。
事業者自身の力では
なんともできない、
再現することができないもの
でもあります。
けれど、
事業の状況や業種によっては
2020年、2021年と
これらの再現できない収入の
割合が増えているわけです。
再現できる収入と再現できない収入を分ける
協力金や助成金、補助金
といった収入が発生することで
本来の売上の減少や人件費の負担の
補てんになり
なんとか事業を継続できている
というケースも少なくありません。
また、
こうした再現できない収入の手続きなど
をサポートすることによって
臨時的な収入が発生している
ケースもありますよね。
ここで改めて整理しないといけないことは
本来の事業によって生まれる売上などの再現できる収入
と
本来の事業では再現できない収入
を分けて考えるということです。
協力金や助成金、補助金といった
再現できない収入は
自らコントロールできないものです。
これから再びこの再現できない収入
が発生することもあるかもしれません。
けれど、
再現できない収入はもうなくなる、
としたうえで
これからの利益の見通しを立てること
をお勧めします。
本来の売上だけで事業が成り立つのか
足りないようであればいくら足りないのか。
その足りない金額を補うために
何をしないといけないのか
を考えないといけませんよね。
変化に対応していくこと
2020年から続いている感染症による
事業の影響は大きなものになっていますが、
今後もまだどうなっていくか
不透明な状況です。
これからも予想外の状況が起きること
も十分に考えられます。
変化に対応していけるように
自ら再現できる収入を
どう変化させていくかを
考えていきたいものです。
もちろん
再現できない収入の情報には気を配りつつ
必要な手続きは行うものの
こうした収入があることは
前提にはしないようにしたいですね。
【編集後記】
昨日は日本キャッシュフローコーチ協会の
強化研修会に参加しました。
私はオンラインから参加でしたが
全国で複数の会場を用意されて
それぞれで少人数のオフライン参加された方々と
一緒に楽しく研修を受けることができました。
難易度が高い形式でしたが、
現在の状況にも対応できる形態でもある
と言えましたね。
運営メンバーのみなさんには
感謝しきれませんね。
【昨日の1日1新】
・全国の複数会場とオンラインのハイブリッド研修会への参加