水位のチェックは欠かせません。
売上も利益も増えているけど苦しい
「売上も利益を増えているけど苦しいんです」
経営する上で
売上、利益ともに増えている
のであれば、
順調に経営できている、
とも思えますよね。
ただ、そういった状況でも
経営者としては苦しい、
と感じることがあります。
それは、
事業のお金がなかなか増えずに、
給与の支払いなどに回すお金が
いつもぎりぎりしか残っていない
そんな状態のときです。
預金残高には
給料や仕入代金などの支払いをする
ぎりぎりのお金しか残っていない。
となると苦しく感じますよね。
お金の増減と残高推移のチェックを欠かさずに
いくら売上や利益が増えていても
会社のお金が増えていかず、
給料や仕入代金などの支払いを
なんとかしている状態だと、
決してまだ順調に経営している、
とは言えませんよね。
だからこそ、
経営の状況をチェックするときには
売上や利益の数字だけを
追いかけるのではなく
お金の増減と残高推移のチェック
が欠かせません。
毎月のお金の増減と残高推移
のチェックを行っていれば、
なぜお金が残らないか
の理由も見えてきます。
事業の構造上、
売上が発生する前に
材料の仕入れや外注費の支払いが必ず発生する
製造業や建設業などの事業だと
このようなことが起こることが多いです。
仕事の受注が増えれば増えるほど
材料仕入れや外注費の支払いが
売上が発生してお金の入ってくる前に
発生するわけです。
しかも受注が増えている分、
先に支払うお金も増えますよね。
まずは
お金の増減と残高推移のチェックで
状況を正確につかみましょう。
お金の増減の理由をつかむ
いつも売上と利益しか
チェックしていなければ、
何で苦しいんだろう、もっと売上が必要だ、あるいは経費の削減を進めないと
と判断してしまうかもしれません。
そうではなく、
お金の増減と残高推移のチェックで
状況を正確につかんで、
お金の増減の理由を確認していきます。
受注が増えているけど
同じように支払いが増えているから
お金が残らない。
毎月の借入金の負担が重たいから
お金が残らない。
売上はなんとか維持しているけど、
原価や経費が増えていて
利益が減っているから
お金が残らない。
理由が分かると、
何をしていけばいいかも
分かりますよね。
売上を増やす!
だけが解決策とは
限りません。
【編集後記】
昨日の午後は
わが家がママ友の集まりの会場
になるとのことで、
事務所へ出勤しお仕事。
土日も仕事、と
思われるかもしれませんが、
平日に休んだり、
子供ことに時間を使うことも
あるので、
柔軟に対応しています(^^)
【昨日の1日1新】
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