長期のお金の流れを意識して計画を立てること

準備しておくことはありませんか。

20200707

計画を立てても意味がない

「計画を立てても意味がない」

世の中が急激に変化している中では、
立てた計画どおりにモノゴトは進まないし、
環境が変われば計画の意味も
なくなってしまう。

そんな声を聞くことがありますが、
計画を立ててなければ
実現させたいと考えることも
実現することはありません。

計画を立てることの目的は
もちろん計画どおりに結果を
得ることもありますが、
計画を立てることで

現時点の立ち位置や進捗を確認できること

があります。

環境が変化したとしても、
当初の計画があるからこそ
その変化に応じて軌道修正
していくことだって
できるわけですよね。

長期のお金の流れを意識して計画を立てる

お客様とは来年1年間の計画、3カ年の計画を
作ることが多かったのですが、

長期のお金の流れを意識して計画を立てる

ことが必要になってきました。

なぜ、こうした長期のお金の流れを
意識した計画が必要になってきたかというと
いくつか理由があります。

1. 借入金の返済期間の長期化

これまでも多額の設備投資での融資では
返済期間が10年程度のにあるケースが
ありましたが、
最近のコロナウイルス対策の融資でも
10年~15年の返済期間となる融資が
一気に増えました。

しかも、当初2~3年は据置期間という
返済をしなくてもいい期間の設定に
なっていることが少なくありません。

据置期間が終了したときに
利益からどれだけ
返済に回すことができるか、
返済のためにどれだけ資金を
残しておけるか、
長期的な計画が必要です。

2.将来の設備投資への準備

賃貸マンションなどによる
不動産収入がある場合、
今後の人口減少による収入減少の
リスクがありますし、
物件を維持するための計画的な
修繕をしていく必要がありますよね。

店舗型のビジネスでも
設備の更新や店舗のリニューアル
を計画しておかないといけませんが
これまでどおりの売上確保が
難しくなっていく中では
計画的なお金の用意が欠かせません。

将来の設備投資に向けて
計画的なお金の準備は
できているでしょうか。

3. 事業の引継ぎ

今行なっている事業は、
自分の代で廃業するのか、
誰かに引き継ぐのか、
決まっているでしょうか。

廃業させるにしても
誰かに引き継ぐにしても
長期的な計画は必要ですし、
引き継ぐためのお金が
必要になることもあります。

事業を廃業させる、
引き継ぐために
どのようなお金が必要になるのか、
も考えておきたいですね。

目の前の利益も必要だけど長期的な視点を

目の前の利益、今年度の利益に
目を向けることはもちろん必要です。

特に突発的な起こるとより
目の前のことに集中しがちになります。

けれど、
長期的な視点を持っておくことが
欠かせません。

何年も、何十年も長期的に取り組まないと
できないことだってあります。

そうしたことから目を背けていると
いつまでたっても実現しませんし、
もう手遅れ、とならないように
しておきたいものです。

【編集後記】

昨日はお客様の源泉所得税の集計や
住民税のダイレクト納付の手続きなどを
集中して行ないました。

源泉所得税の納付書については
郵送する枚数が年々減ってきたので、
お客様が金融機関に行く手間がなくなり、
こちらの業務も効率的になってきましたね。

【昨日の1日1新】

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