「儲ること」は目指すべきなのかどうか。

意見が分かれるところでしょうか。

20230204

「儲る(もうかる)」という言葉のイメージ

「儲る(もうかる)」

と聞くとどのようなイメージ
を持つでしょうか。

事業を経営している立場
だったとして

「儲ってそうですね!」

と周りから言われたら
どのような気分になるでしょうか。

儲ってそうに見えることが嬉しい

と感じる方もいると思いますし

儲るという言葉にいいイメージがない

のでそのように言われなくはない、
という人もいるでしょう。

「儲る(もうかる)」という言葉自体、
人によってその定義や印象が変わる
あいまいな言葉とも言えますよね。

「儲ること」は目指すべきなのかどうか。

事業を立ち上げて続けていく上では
経費などの支払いで出ていくお金以上に
売上などによって入ってくるお金
を確保しないといけません。

「儲ること」を
出ていくお金を入ってくるお金が
上回る状態だと位置付ければ
事業を行う限りは
「儲ること」を目指さないと
いけません。

一方で、
「儲ること」を
経費などの支払いで出ていくお金を
売上などで入ってくるお金が
ただ上回るだけでなく、
その差が大きくなっていく状態
と捉える方もいますよね。

そういう方からすれば
事業で必要になるお金をぎりぎり
稼いでいる状態は
「儲る」とは言わないのかも
しれません。

そう考えると
「儲ること」の価値判断は
自分自身の中でしか決めること
ができないわけですよね。

他人から「儲ること」の
評価はできないはずです。

そのため

「○○をすれば必ず儲る」

「◇◇をやっても儲らない」

といった情報からは
距離を取った方がいいです。

どの状態の「儲ること」を
目指すかを決めるの
あくまで自分自身です。

自分自身で
「儲ること」の基準を決めて
その基準を目指せば
いいのではないでしょうか。

実現したいことを実現できる状態を目指す

「儲ること」だから
「儲りそうなこと」だから
取り組んでみたこと
があったときに
その結果はどうだったでしょうか。

立場上、

「○○って儲ると思いますか?」

を質問されることもありますが

「どれぐらい利益やお金が残せたら
儲ることと言えますか?」

と確認するようにしています。

「儲ること」がどんな基準なのかが
分からないと判断できませんし、
「儲ること」かどうかの前に

実現したいことが実現できることなのかどうか

を先に確認しておいた方がいいです。

実現したいことを
実現できることであれば
あとはそれが実現するように
儲る形を作っていくだけですよね。

【編集後記】

「儲る(もうかる)」以外にも
似たような言葉に「儲ける」
という言葉もありますし、
そもそもこうした言葉の使い分け
を正しく行わないとと感じますね。

【昨日の1日1新】

・とくになし

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