まずは見通しを確認しましょう
中期計画をあまり作っていません
3年後、5年後といった先までの計画を
中期計画として策定すること
があると思います。
ただ、私自身やお客様との間では
今のところ中期計画を作ることが
ほとんどありません。
特にこの2~3年の状況を見れば
3年後、5年後までの計画を立てたとしても
想定外のことで計画していたことが
実行できないことが少なくありませんよね。
一方で、急展開でチャンスが巡ってきて
新たな動きをされているケースもあります。
中期計画を作り込んで
それに縛られてしまうよりも
大まかな方向性や理想の状態を描きながら
目の前の状況に対応していく方が
いい結果を残していけるのでは
ないでしょうか。
特に数人、十数人規模の企業であれば
臨機応変に事業を進めていくことが
好業績にもつながりやすいと感じています。
中期計画より先々のお金の見通しの確認を優先
中期計画を立てることは
あまり行わないものの
先々のお金の見通しの確認
は優先して行うようにしています。
多額のコロナ融資を受けた事業者
であったとしても、
なるべくコロナ融資の返済が始まるまで
コロナ融資によるお金を残すように
お伝えしてきました。
そうしたお金を残せている事業者であれば、
余程の急激な業績の悪化がない限り、
お金がなくなり事業継続が困難になる
可能性は少ないといえます。
一方で、コロナ融資によるお金も
事業の運転資金等に利用しており
業績の回復が十分でないケースであれば
先々のお金の見通しを
確認しておかないといけません。
こうした事業者の場合であれば、
今期、翌期、必要であれば翌々期と
お金の見通し、キャッシュフローの
状況を確認していきます。
現状の業績が続くと
翌々期には資金が少なくなり
売上入金が遅れたりすると
支払いが滞る。
いつこうした状況になるか
具体的なタイミングまで確認する
ようにしています。
1年後まで時間があるのか
2年後まで時間があるのか
によっても対応策が変わりますよね。
お金の見通しだけでなく実現したいことの確認
先々のお金の見通しを
確認するだけでなく
事業を行うことで
将来、実現したいこと
も確認するようにしています。
どこまで具体性があるものかは別として
実現したことが何かを明らかにする、
その実現したいことを
経営に関わる人とも共有する。
共有することで
初めて実現したいことを
実現できるようにするために
何をどうすればいいか、
お金のことも含めて考えること
ができるようになりますよね。
中期計画を立てていなくても
将来、実現したいことを明らか
にしているかどうかで
事業の進め方も変わるものです。
【編集後記】
昨日の午後は2件の
オンラインミーティングでした。
いずれも関西以外の方々との
ミーティング。
地域を越えた関係性が生まれると
いずれそれぞれの地域へ訪問したり
京都に来て頂いたりすること
が楽しみの1つにもなりますね。
【昨日の1日1新】
・inゼリー フルーツ食感 梨味