課題に向き合うときは分割して細かいテーマに分ける

それぞれの行き先を確認してから向かいましょう

20220820

相談事のテーマは実は1つではない

お客様から日々、色々なご相談を
頂きます。

「○○について相談したい」

実際に○○について困っているので
解決方法を一緒に考えて欲しい。

そんなお話しを聞いていると
相談内容のテーマが1つではないこと
もあります。

「○○について」

でだけでなく

「関連する□□についても確認したい」

という話しも出てくること
があります。

こうした相談を受ける際に
相談事のテーマは実は1つではない
可能性があること
を意識するようにしています。

課題に向き合うときは分割して細かいテーマに分ける

お客様からの相談に関しても
テーマが1つではない可能性があること
を理解しておく必要があります。

1つの相談であったとしても
その中にいくつものテーマが
隠れていることがあるので、

その課題を分割して細かいテーマに分けること

ができるか確認してきましょう。

例えば、

個人の所有不動産の売却を考えているけれど税金への影響を知りたい

といった相談があった場合で考えてみましょう。

不動産を売却することで気になることが

売却によってどれくらい税金を支払わないといけないか

ということです。

所有期間だったり特例が使えるかどうか
などによって売却によって支払う税金の
金額も変わりますよね。

ただ、この時の心配については
その売却に伴う確定申告をするときの税金
だけでなく、その後の住民税も考えておく
必要がありますし、年金へ健康保険料への
影響も気になるところです。

さらに、不動産を売却したことで
所有財産が不動産から預貯金に変わったことで
将来発生する相続税への影響も考えれます。

こうしたときに

(1)不動産売却に伴う所得税・住民税への影響

(2)不動産売却後の年金や健康保険料への影響

(3)不動産売却後の将来的な相続税への影響

とテーマを分割すると
どうでしょうか。

(1)(2)(3)について考える上で
それぞれ必要な資料も変わってくるわけです。

まずは(1)について確認しながら
平行して(2)について必要な資料を
集めるといった対応ができます。

(3)については影響があることだけ
を認識して、長い時間軸で考えていけば
いいわけですよね。

細かいテーマに分けることで
今取り組むこと、将来取り組むこと
がハッキリしてきますし、
今取り組むことに集中すれば
いち早く解決できることも
あるはずです。

テーマが大きすぎるとなかなか解決しない

解決しないといけないテーマ、
チャレンジしようとしているテーマ
などそれぞれのテーマが大きすぎること
はないでしょうか。

そうしたテーマが大きいままだと
抽象的な内容になってしまい、
テーマの解決やチャレンジが
なかなか進まないという結果
にもつながり兼ねません。

そのテーマを分割して
細かいテーマにできないか
は常に確認しておきたいですね。

【編集後記】

昨日は事務所で業務をしながら
夕方にお客様のご相談対応を。

課題を分割しながら
一緒に考えていくことで
筋道が見えてきました^^

【昨日の1日1新】
・前田珈琲 クリーム明太子パスタ

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