1年後にお金がいくら残るか。確認できると安心です。

先々のお金が見える計画が大切です。

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経営者の悩みはお金が残るかどうか?

会社や事業を経営されている方の
一番の悩みというと
「お金」
に尽きます。


毎月の売上や経費がいくらで
利益が出ているかどうかも
大切です。


ただ、それ以上に
「お金」があるかどうか、
得意先からの入金があるか、
取引先や従業員へ支払いが
できるかどうかが心配です。


ある1ヵ月だけ見ると
赤字となる月があったとしても
お金さえ残っていれば
何とかなりますよね。


むしろ、
そのままの状態が続いた時に
いつお金がなくなるのか、
借入をしないといけないのか
を確認するほうが大事です。

先々のお金が分かると本業に集中できる

お客さまのある社長とは
毎月1回経営について
会議をする日を儲けています。


別の日にも
経理の日常業務をサポートするのですが、
経営について考える時間を
別に取って頂いているのです。


なぜこうなったかと言うと
もともと
この社長は先々に実施したい
人員計画や新事業の計画を
色々と考えておられました。


しかし、
その計画を実施したときに
会社にお金が残るかが不安
だったそうです。


本当は先1年間の利益の計画と
お金の計画(キャッシュフロー)
を立てないといけないけど
そこまでできそうにない、と。


そこで、
通常業務の日とは別に
経営について会議をする日を
設けるようになりました。

経営について考える日にやること

この日にやっていることは2つ。

1年先の利益の計画とお金の確認

年の最初に、今年1年間の利益の計画と
それが計画どおりにいった場合
にお金がいくらになるのかの計画を
作ります。

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そして、時間の経過とともに
毎月の実績を
作った計画に
反映させていきます。

20151120_2

残りの期間で
売上や経費の発生が計画どおり
であればお金がいくらに
なるのかを確認します。

事業の現状と今後の予定を確認する

当然、当初作った利益計画と
実績に差が生まれます。


売上や原価、経費の発生、
差が生まれた要因を確認します。


その差が今後も発生するようで
あればその場で計画を修正します。


また、今後の予定も確認します。


新たに人の採用が必要になるので
いつから人件費が増えそう、
そのために採用広告や備品の
経費が発生する。


今後の予定も計画に反映させて
利益が残るかどうか、
お金が残るかどうか
を確認します。


計画どおりに進めば
利益も残って
お金も残ることが
確認できれば安心ですよね。


経営者のお金に対する
ストレスが大幅に軽減され、
より本業に集中できます。

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まとめ

経営する立場にいると
緊急性の高い日常業務に
追われがちです。


けれど
緊急じゃないけど重要な
先々の経営を考えて
利益とお金の計画と見込を
確認することも
それ以上に大切です。


日常業務と切り離して
経営について考える、確認する
時間を定期的に持つといいですね。


経営者が一人でやるのが大変な場合は
外部のパートナーと約束して
強制的にその時間を作ることも
お勧めです。


【昨日の1日1新】

・バター広がるメロンパン


【編集後記】

生後2ヵ月の次男、
最近、「う~」とか「あ~」
とか言うようになってきました。


笑っている表情も出るのですが、
なんか白い目で親を見ている
表情なんかもあります(^^;

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