時間を取って冷静に判断しましょう。
総額を伝えてくれない営業
ある商品やサービスの営業で
こんな説明を受けることがあります。
「月額10万で初期費用はいりません」
「支払いは5年の60回払いにしてもらってます」
すると、
このサービスで効果が出るのであれば、
月10万円でもなんとか払えるかもしれない。
こういった判断になりがちですよね。
でも、ここに欠けているものありませんか?
月額10万を5年で60回払う。
すると
総額で600万円を支払わないと
いけない義務が発生するんです。
もし、最初に
「総額で600万円になります」
「5年の60回分割払にしてもらっていて月額10万円のお支払いになります」
と聞いていたらどうでしょうか?
さすがに600万円を支払う義務を
背負うのはリスクが高すぎる。
そこまでの価値があるのかは疑問だ。
そう判断するかもしれませんよね。
「月額○○円」に注意する。月額より総額で。
「月額○○円でどうでしょうか?」
モノやサービスを売る立場からすると
少しでも買ってもらうためのハードル
を下げておきたい。
総額で○○百万円、と伝えてしまうと
買ってくれないから、
月額を強調して話しをしよう。
そして支払い期間と支払い回数
を伝えさえすれば問題ない。
そう考えているかもしれませんよね。
だからこそ、買い手である自分や自社が
惑わされずに判断する必要があります。
そのためにも
・月額○○円であっても、総額がいくらかを確認し、総額○○円でも必要かどうかで判断する
・月額○○円であっても、途中で支払いを止めることができるのか、中途解約ができないのかを確認する
・月額○○円での支払い期間が終わった後を確認する。その後は支払いなしでも、そのモノ、サービスを利用できるか
冷静になって、こんな判断をした方がいいですね。
まとめ
「月額○○円でどうでしょう」
こういった営業は多いです。
だからこそ、
・総額でいくらになるか
・解約する時の条件
・支払い終了後の条件
をきちっと確認した上で
判断しましょう。
【編集後記】
私自身、月額○○円だから、
で購入してしまったモノも
あります・・・(^^;
しかも支払い期間終了後も
支払いを継続しないと、
そのモノは使えなくなります。
支払い期間が終わったら
もう使うつもりはないんですけどね。
いい勉強になったので、
お客様からの相談の際には
月額○○円の注意点をお伝え
させて頂いてます(^^)
【昨日の1日1新】
・Dash for macOS
【昨日の1日1捨】
・自宅にある本