設備投資は慎重に。
倍もとじる!新世代ホッチキス
昨日、お客様にお渡しする
書類を準備していたときのこと。
40枚もの書類をとじる必要が
出てきて思い出したんです。
そういえば、
昔、多くの書類をとじることができる
ホッチキスを買ったことがある・・・。
机の奥から出てきました!
倍もとじる!新世代ホッチキス
その名も「Vaimo FLAT」
普通のホッチキスの一回り大きい
ぐらいですが、40枚までとじる
ことができます。
おかげで書類も無事とじることが
できましたが。
でも、実は事務所を開業して
も3年半以上立つんですけど、
このホッチキス、封も開けず
新品のままだったんです。
せっかく買っていたのに
3年半、使っていませんでした。
ということは、
もともとなくても良かったのかも
しれませんよね。。
その設備、ホントに要りますか。
税理士の仕事をしていると
お客様からよく聞かれます。
「○○を買おうと思うんですけど、どう思われます?」
「○○を買っても大丈夫ですか?」
正直なところ買っても
いいかどうかは
分かりません。
その設備を買うことによって
お金の残高がどうなる、とか
減価償却費がどれだけ発生して
利益や税金がどう変わりそうか、
はもちろん考えた上でお伝えします。
けれど、
その設備が会社や事業に
とってどこまで有効で、
売上や生産性に影響するのか。
私には分かりませんが、
買っても大丈夫かどうかは、
このあたりを判断しないと
いけませんよね。
なので、
質問を受けたときには
こちらかも質問するんです。
「その設備を買うことで、どんな影響がありますか?」
「いま設備でどんなことに困っていますか?」
そもそも
「その設備、ホントに要りますか?」
と聞くことも。
で、それでも必要な理由があったり、
期待される効果が予想される、
そしてお金の心配や利益や税金への
影響も確認ができた。
であれば、自信を持ってその設備も
購入すればいいですよね。
その場の勢いであったり、
他社や他人が導入しているから
といった理由で
設備を買うことがないようにしたい
ものです。
効果やお金、利益のへの影響も
把握した上で判断するようにしましょう。
私の新世代ホッチキス、
みたいなことがないように・・・。
設備投資の見送りを利益や売上で考えると
その設備がホントに要るかどうかを
検証した上で、
購入を見送ることができた。
この設備投資の見送りを
利益や売上で考えると
インパクトありますよ。
例えば、
300万円の営業車の購入を検討していた場合
で考えてみましょう。
設備投資のための300万円のお金は
どこから生まれるかというと
売上から原価や固定費を引いた
あとの利益からですよね。
しかも税金や借入の返済もした後に
残ったお金から捻出するはずです。
ということは
簡単に考えて、
少なくても300万円の利益
が必要ということ。
もちろん銀行からお金を借りて
300万円を用意するという方法は
ありますが、いずれ300万円は
返さないといけませんよね。
仮に、売上が1億円、
毎年の利益が300万円の会社
だったとしましょう。
すると、
300万円の利益を増やすには
さらに1億円の売上がいるわけです。
売上、倍!
そう考えると
300万円の設備投資の見送りは
売上1億円に相当する!?
とも言えますよね。
設備投資を見送る効果を
利益や売上に換算してみましょう。
「その設備、ホントに要りますか?」
【編集後記】
これからは
倍もとじる!ことができる
新生代ホッチキスにも
活躍してもらうようにします(^^;
【昨日の1日1新】
・新世代ホッチキスVaimo
・ジェットストリーム4+1 0.38mm